キャスト

マックスウェル・シンバ|ウィリアム・カムクワンバ| /ウィリアム・カムクワンバ

2002年、ケニア・ナイロビ出身。撮影当時15歳。演技経験がないなか、ケニアとマラウイで実施されたオーディションで多数の中から合格。ケニアで最高ランクの国立アライアンス高校学校に通う。目標は、アメリカのハーバード大学やマサチューセッツ工科大学で電気工学を勉強するため、奨学金を得ること。

映画出演は初めてで、何もわからなかったから想像以上の現場で最高だった。ウィリアムという少年は、どんな場面でも、自分がやりたいことを貫こうとするんだ。あとどんな手段でも試してみる柔軟さがある。そして、最終的には村のみんなを救うことになる。彼は勉強を続けるために授業に忍び込む。授業料が払えないから仕方なかったんだ。教育はとても大切。学ばなければ自分が無知かも分からない。何が可能で不可能か教えてくれるのが教育だと思う。そして、教育は読み書きだけじゃなく世界中の人と交流する方法も教えてくれる。本を読むだけが教育じゃないんだ。

※オフィシャルインタビューより抜粋

アイサ・マイガ|アグネス・カムクワンバ| /アグネス・カムクワンバ

1975年、セネガル・ダカール出身、4歳でフランスに移住。アブデラマン・シサコ監督の『Bamako』(06・未)でアフリカ系フランス人女優として初めてセザール賞の有望若手女優賞にノミネート。主な映画出演作に『ムード・インディゴ うたかたの日々』(13)や、Netflix製作の『アフリカン・ドクター』(16)、『目元が似てる君へ』(17)などがある。

俳優としてのキウェテルを尊敬してきたわ。彼の演技は芸術性があって知的さも兼ね備えてる。そんな彼が監督する作品に出られたのは本当に素晴らしい体験よ。脚本を読んだ瞬間に恋に落ちた。生き生きとした家族の姿に共感できると思ったし、ウィリアムは、アフリカにとどまらず地球上すべての子どものいい手本になるとも思ったわ。作品を観る人たちはきっとこの家族に対して共感すると思う。アフリカの子どもの話だけど普遍的な家族の姿を描いた作品でもある。そして、アフリカのよさも発見してもらえるとも思うわ。

※オフィシャルインタビューより抜粋

リリー・バンダ|アニー・カムクワンバ| /アニー・カムクワンバ

1990年、マラウイ・リロングウェ出身。本作で映画デビュー。ミュージシャンとしても活躍し本作のサウンドトラックに2曲を提供。2005年アフリカ連合(AU)ユース・ヒーローを受賞し、さらにアフリカの女性に対する暴力について「TEDリロングウェ」で講演を行う。テレビでも活躍し、イギリスのドラマシリーズ「Deep State」シーズン2(18-)に出演している。

フィルベール・ファラケザ|ギルバート・ウィンベ| /ギルバート・ウィンベ

マラウイ・ブランタイア出身。撮影当時14歳。本作で映画デビュー。サッカーやバスケットボールが趣味で、マラウイ南部の出身の父とモザンビーク出身の母のもと普段は、学業にいそしんでいる。

レモハン・ツィパ|マイク・カチグンダ| /マイク・カチグンダ

南アフリカ出身。『Felix』(13・未)で映画デビュー。「Forced Love」(12-16)でテレビデビュー。主な映画出演作にギャヴィン・フッド監督『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』(15)、ニコライ・アーセル監督『ダークタワー』(17)などがある。

ノーマ・ドゥメズウェニ|エディス・スィケロ| /エディス・スィケロ

1969年、エスワティニ出身。スティーヴン・フリアーズ監督『堕天使のパスポート』(02)で映画デビュー。『メリー・ポピンズ リターンズ』(18)、1963年から続くTVドラマ「ドクター・フー」などに出演。舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」のハーマイ オニー・グレンジャー役で絶賛され2017年のローレンス・オリヴィエ賞助演女優賞を受賞するなど演劇でも活躍している。

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