イントロダクション

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『めぐり逢わせのお弁当』監督と
豪華英国俳優が贈る、記憶をめぐる感動のミステリー

ヨーロッパでインド映画の歴史を書き換える大ヒットを記録し、そして日本でもロングラン大ヒットとなった『めぐり逢わせのお弁当』。リテーシュ・バトラ監督の待望の第二作目は、イギリスでもっとも権威のある文学賞、ブッカー賞に輝いたジュリアン・バーンズの小説「終わりの感覚」(新潮社)を映画化。監督自身も大ファンだったという小説のエッセンスとトーンを損なうことなく、非凡な演出手腕を発揮し、ロンドンを舞台に人生の謎を自ら解き明かす感動のミステリーを完成させた。

忘れていた過去の記憶を辿ることになる主人公トニーには、『アイリス』でアカデミー賞を受賞した名優ジム・ブロードベント。トニーの初恋の人ベロニカには、半世紀以上にわたって映画界で活躍するシャーロット・ランプリング。さらに『つぐない』のハリエット・ウォルター、「ダウントン・アビー」のミシェル・ドッカリーら、イギリスを代表する豪華な顔ぶれが揃った。

原作について

新潮クレスト・ブックス

「終わりの感覚」

ジュリアン・バーンズ 著
土屋政雄 訳(新潮社刊)
2011年度ブッカー賞受賞作

1700円(税別)
2018年1月20日(土)シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国順次公開