コリン・ファースCOLIN FIRTH
1960年、イギリス、ハンプシャー州生まれ。30年以上に渡り、映画、TV、舞台で活躍している。トム・フーパー監督の『英国王のスピーチ』(10)のジョージ6世役で大絶賛され、アカデミー賞®を始め数々の賞に輝き、『キングスマン』(15)では、紳士的なスーツに身を包んだ型破りな国際スパイを演じ、華麗なアクションシーンを披露。若者にも絶大な支持を受け、まさに名優の座を不動のものとした。
その他の出演作は、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズ(01/04)、『シングルマン』(09)、『裏切りのサーカス』(11)、など。最新作は10月公開の『ブリジット・ジョーンズ ダメな私の最後のモテ期』(16)、『キングスマン』続編の『Kingsman: The Golden Circle』(17)。
マックス・パーキンズMax Perkins
「名編集者パーキンズ」(草思社刊)
1884年、アメリカ、ニューヨーク市生まれ。ハーバード大学経済学部を卒業し、ニューヨークタイムズの記者を務めた後、1910年にニューヨークの有名出版社スクリブナーズ社に入社。1920年、幹部を説得して当時無名のフィッツジェラルドの小説「楽園のこちら側」を出版、新しい時代の到来とセンセーションを巻き起こす。続いて、ヘミングウェイ、トマス・ウルフも見出す。女優志望だったルイーズと結婚、男の子を切望するが女の子が5人続いて諦める。眠る時以外は室内でもずっと帽子をかぶるという癖があった。
ジュード・ロウJUDE LAW
1972年、イギリス、ロンドン生まれ。アンソニー・ミンゲラ監督の『リプリー』(99)、『コールド マウンテン』(03)でアカデミー賞®ノミネートを果たし、演技派俳優としての地位を確立する。さらに、ワトソン役を演じた、ガイ・リッチー監督の『シャーロック・ホームズ』シリーズ(09/11)が全世界で大ヒットを記録し、高い人気を獲得する。
その他の出演作は、『ヒューゴの不思議な発明』(11)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)、など。最新作は、ガイ・リッチー監督の『KING ARTHUR: LEGEND OF THE SWORD』(17)。日本では、小栗旬と共演したペプシのCMでも知られる。
トマス・ウルフThomas Wolfe
「名編集者パーキンズ」(草思社刊)
1900年、アメリカ、ノース・カロライナ州生まれ。ニューヨーク大学で英語の講師をしながら小説を書き始める。マックス・パーキンズに才能を認められ、1929年に処女作「天使よ故郷を見よ」、1935年に第2作「時と川の」を出版。2冊ともベストセラーとなり、自身も大変な人気者となる。
身長2m近い巨漢で大食漢、冷蔵庫を机代わりに立ったまま原稿を執筆していた。
1938年、脳腫瘍で死去。遺された原稿は、ハーパーズの編集者が担当し、「くもの巣と岩」、「汝再び故郷に帰れず」として出版された。
ニコール・キッドマンNICOLE KIDMAN
アリーン・バーンスタイン
(ウルフの愛人)
1967年、アメリカ、ハワイ州生まれ。『誘う女』(95)でゴールデン・グローブ賞を受賞。『ムーラン・ルージュ』(01)で初めてアカデミー賞®にノミネートされ、『めぐりあう時間たち』(02)でアカデミー賞®受賞を果たし、名実共にハリウッドのトップ女優となる。
その他の出演作は、『コールド マウンテン』(03)、『イノセント・ガーデン』(13)、『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(14)、『シークレット・アイズ』(15)など。
最新作は、ソフィア・コッポラ監督による『白い肌の異常な夜』のリメイク作『The Beguiled』(17)。
ガイ・ピアースGUY PEARCE
F・スコット・フィッツジェラルド
(「華麗なるギャツビー」作者)
1967年、イギリス、ケンブリッジシャー州生まれ。1994年にドラッグクイーンを演じた『プリシラ』で注目を集める。以来、個性派俳優としての地位を築く。
その他の出演作は、『L.A.コンフィデンシャル』(97)、『メメント』(00)、『英国王のスピーチ』(10)、『プロメテウス』(12)、『アイアンマン3』(13)など。最新作は、ダコタ・ファニング共演の『Brimstone』(16)。
ローラ・リニーLAURA LINNEY
ルイーズ・パーキンズ
(パーキンズの妻)
1964年、アメリカ、ニューヨーク州生まれ。『ラブ・アクチュアリー』(03)、『ミスティック・リバー』(03)など話題作に立て続きに出演し、『マイ・ライフ、マイ・ファミリー』(07・未)で、3度目のアカデミー賞®ノミネートを果たし、ハリウッドを代表する演技派女優として認められる。
その他の出演作は、『イカとクジラ』(05)、『私が愛した大統領』(12)、『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』(15)など。最新作は9月公開のクリント・イーストウッド監督、トム・ハンクス共演の『ハドソン川の奇跡』(16)。
ドミニク・ウェストDOMINIC WEST
アーネスト・ヘミングウェイ
(「老人と海」作者)
1969年、イギリス、ヨークシャー州生まれ。インパクトの強い役柄を演じ、イギリスとアメリカの両方においてキャリアを築いてきた。その他の出演作は、『シカゴ』(02)、『300 <スリーハンドレッド>』(07)、『ハンニバル・ライジング』(07)、『マネーモンスター』(16)など。7月公開の『ファインディング・ドリー』(16)では声の出演をしている。