COMMENT

<敬称略/順不同>

戦争とは?信仰とは?命とは?そして真の幸せとは?この映画が問いかけるものはあまりにも重い。
けれど、この映画を見ずして答えは決して探せない。

安藤優子(ニュースキャスター)

修道院で起きたあまりにもショックの大きい事件。フランス人医師との出会いによって描かれた、国籍や宗教をも越える「人と人との信頼関係」、命の尊さについて考えさせられました。

春香クリスティーン(タレント)

戦時中の性暴力を正当化したり仕方がないと言われたりすることがあるが、想像力が欠如しているだけだと思う。
傷つき、困惑し、信仰と板挟みになる中で、女性医師が力になることができたという物語には勇気付けられる。
目を伏せずに観てほしい作品だ。

宋 美玄(産婦人科医/医学博士)

信仰は心の救いか、生命の妨げか...美しい映像にうっとりしながら淡々としたリアルな演技にも感心しました。

ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

戦争の残酷さの中で懸命に命を守ろうとした女医マチルド。
彼女の救った命は今もどこかで生き続けていることだろう。

おおたわ史絵(内科医/作家)

戦争による修道女たちの壮絶な体験…。若き女医マチルドは間違いなく彼女たちの救い主になった。
凜々しく、しかも人間的魅力にあふれた彼女には、誰だって惚れるだろう。
そして愛なき秩序の空しさを知るのだ。母性と愛を擁護する人の名がマリアなのもいい。

玄侑宗久(作家/僧侶)

生まれ来る命を前に、祈りは、医療は、彼らの歩む道を照らしだせるか。それはおぞましいほどの暗闇になお輝く、微かな尊厳の光だった。

安田菜津紀(フォトジャーナリスト)

女性の尊厳無視の蛮行は、悲しい出産を招いた。
尊い命を前に修道女に寄り添う医師は、神とも思えるほど美しく強い。
全てを超越し強くしなやかに支えきる姿に感動!

山本詩子(公益社団法人 日本助産師会会長)

闇の中で生きる修道院のシスターたち。
美しい彼女たちの闇は深い。
最後に希望を見せてくれる、慈愛に満ちた傑作です。

サヘル・ローズ(タレント/女優)

どんな赤ちゃんも、誕生の瞬間は眩しいほど輝くもの。
第二次大戦終了後の実話だそうですが、よくぞ描けた、と思います。
驚きのラストシーン!溢れる光を感じました。

加藤登紀子(歌手)
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