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作品情報 2020.6.10

『パブリック 図書館の奇跡』邦題&7月公開決定!

この度、エミリオ・エステベス監督の最新作『The Public』(原題)の邦題を『パブリック 図書館の奇跡』とし、7月、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開することが決定いたしました!

ある日突然“命の避難所”となった図書館を舞台に、サプライズ満載の人間模様と奇跡の瞬間を映し出す 笑いと涙のフィールグッドムービー!

図書館という、誰もが利用したことのある身近で物静かな空間を舞台にした“あっと驚く”ヒューマン・ドラマが誕生した。記録的な大寒波の到来により、緊急シェルターがいっぱいで行き場がないホームレスの集団が図書館のワンフロアを占拠。突如勃発した大騒動に巻き込まれたひとりの図書館員の奮闘を軸に、予測不可能にして笑いと涙たっぷりのストーリーが展開していく。
本作は2018年のトロント国際映画祭でお披露目されるや、世界から大きな喝采を浴びた。災害や格差に揺れる現代社会に向けていくつもの問題提起をはらみながらも、温かな人間味に満ちあふれ、巧みなプロットのひねりや格別のサプライズも盛り込まれた感動作である。

青春スターから映画監督に転身して成功を収めたエミリオ・エステベス。 そのキャリア最高の傑作を盛り上げる実力派キャストが集結!

ある新聞記事に着想を得て、本作の完成までに11年の歳月を費やした監督はエミリオ・エステベス。1980年代ハリウッドの青春スターの一団を総称する“ブラット・パック”のひとりとして一世を風靡し、23歳で監督デビュー。その後も監督としてのキャリアを積み重ね、政治ドラマ『ボビー』(06)ではゴールデン・グローブ賞作品賞と全米映画俳優組合賞アンサンブルキャスト賞にノミネート、聖地巡礼の旅を描いたロードムービー『星の旅人たち』(10)では、円熟味すら感じさせる作風を披露してきた。ブラット・バック時代の代表作『ブレックファスト・クラブ』(85)で、図書室への居残りを命じられるやんちゃな高校生を演じたエステベスが、図書館を舞台にこれほど哀歓豊かで深みのある映画を撮り上げたことに、特別な感慨に浸るファンも少なくないだろう。
主演も兼任し、念願のプロジェクトを実現させたエステベス監督のもとに、実力派揃いの個性豊かなキャストが集結した。多彩なジャンルで圧倒的な存在感を保ち続けるアレック・ボールドウィン。エステベスと同じように青春スターとして脚光を浴びたのち、近年は曲者俳優として異彩を放つクリスチャン・スレイター。ダニエル・クレイグ版『007』シリーズのCIA局員フェリックス・ライター役で知られるジェフリー・ライト。さらに『ネオン・デーモン』(16)のジェナ・マローン、NetflixのTVシリーズ「オレンジ・イズ・ニューブラック」の主人公役で絶賛を博したテイラー・シリングが、エステベスとの掛け合いをいきいきと演じ、極上のアンサンブル劇に厚みを与える。

「あなたなら、どうしますか?」とそっと問いかけるような本作に、誰もが心を震わせずにいられない。明日を生きるために声を上げた彼らと、図書館員の勇気ある行動があなたに届ける希望とは?ぜひ、続報にご期待ください!

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