教授のおかしな妄想殺人

教授のおかしな妄想殺人

監督・脚本 ウディ・アレン Woody Allen

監督・脚本
ウディ・アレン
Woody Allen

1935年、ニューヨーク州ブルックリン生まれ。ユダヤ系の家庭で生まれ育ち、映画、ジャズ、コミック、手品に傾倒しつつ、高校在学 中にギャグ・ライターとしてデビュー。1965年、脚本も手掛けたクライヴ・ドナー監督作品『何かいいことないか子猫チャン』で映画俳 優として、翌年『What’s Up, Tiger Lily?』で監督としてデビューする。
2000 年代もほぼ年に1本の創作ペースを保ち、ニューヨークからイギリスに拠点を移して官能的なサスペンス劇『マッチポイント』で新境地を開拓。『ミッドナイト・イン・パリ』は25年ぶりの作品賞を含むアカデミー賞4部門にノミネートされ、見事に脚本賞を受賞。 日本を含む世界各国で大ヒットを記録し、新たな絶頂期の到来を印象づけた。その後も『ブルージャスミン』で主演のケイト・ブランシェットにオスカーをもたらし、自身もアカデミー賞脚本賞にノミネート。そのカテゴリーでのノミネートは16回を数える、まさに話術 の天才と言えよう。
次回作はジェシー・アイゼンバーグ、クリステン・スチュワート、ブレイク・ライヴリーらが出演する、1930年代のハリウッドを舞台にした『Café Society』(日本公開予定)。本年のカンヌ国際映画祭のオープニングを飾ることが発表され、早くも話題となっている。

製作 レッティ・アロンソン Letty Aronson

ウディ・アレンの実妹。映画、TV から舞台まで幅広い経験を持ち、アレンの作品にも多数関わっている。映画では『ブロードウェイと銃弾』、『誘惑のアフロディーテ』、『世界中がアイ・ラヴ・ユー』、『地球は女で回ってる』、『セレブリティ』、『ギター弾きの恋』、『おいしい生活』で共同製作総指揮として、『スコルピオンの恋まじない』、『さよなら、さよならハリウッド』、『メリンダとメリンダ』、『マッチポイント』、『タロットカード殺人事件』、『ウディ・アレンの夢と犯罪』、『それでも恋するバルセロナ』、『人生万歳!』、『恋のロンドン狂騒曲』、『ミッドナイト・イン・パリ』、『ローマでアモーレ』、『ブルージャスミン』、『マジック・イン・ムーンライト』で製作としてクレジットされている。

製作 スティーヴン・テネンバウム Stephen Tenenbaum

ニューヨーク大学を卒業後、ショービジネス業界のファイナンス部門でキャリアをスタートさせる。その後、スター個人のマネージメントと並行して、映画とTV製作へ進出。現在はワン・モア・タイム・マネージメント&プロダクションズの共同経営者。アレン作品では、『スコルピオンの恋まじない』で初めてクレジットされて以来、『さよなら、さよならハリウッド』、『僕のニューヨークライフ』、『メリンダとメリンダ』、『マッチポイント』、『タロットカード殺人事件』で製作総指揮、『ウディ・アレンの夢と犯罪』、『それでも恋するバルセロナ』、『人生万歳!』、『恋のロンドン狂騒曲』、『ミッドナイト・イン・パリ』、『ローマでアモーレ』、『ブルージャスミン』、『マジック・イン・ムーンライト』では製作として参加している。

撮影監督 ダリウス・コンジ DARIUS KHONDJI

ニューヨーク大学の映画学校と ICP(国際写真センター)で学び、その後コマーシャル業界で働きながら撮影監督としてデビュー。アラン・パーカー監督の『エビータ』(96)では、アカデミー賞、英国アカデミー賞(BAFTA 賞)、米撮影監督組合賞の各撮影賞にノミネー トされる。そのほかの作品では、ジャン=ピエール・ジュネ&マルク・キャロ監督『デリカテッセン』(91)、デヴィッド・フィンチャー監督『セブン』(95)、ロマン・ポランスキー監督『ナインスゲート』(99)、スティーヴン・フリアーズ監督『わたしの可愛い人-シェリ』 (09)、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞し、作品賞を含むアカデミー賞 5 部門にノミネートされ、外国語映画賞に輝いたミヒャエル・ハネケ監督『愛、アムール』(12)など多数。ウディ・アレン監督作では『僕のニューヨークライフ』、『ミッドナイト・イン・パリ』、『ローマでアモーレ』、『マジック・イン・ムーンライト』でも撮影を担当している。

撮影監督 ダリウス・コンジ DARIUS KHONDJI