ホアキン・フェニックス (エイブ) Joaquin Phoenix
1974年、プエルトリコ生まれ。兄のリヴァー、姉のレイン、妹のサマーのいずれも俳優の道を歩んだフェニックス家の次男である。 リドリー・スコット監督の歴史大作『グラディエーター』(00)でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の助演男優賞にノミネート。『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(05)ではゴールデン・グローブ賞主演男優賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞し、アカデミー賞主演男優賞候補に。続いて『ザ・マスター』(12)でも複雑なキャラクターを好演し、ヴェネチア国際映画祭男優賞 に輝くとともに、再びアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。近年も『her/世界でひとつの彼女』(13)、『インヒアレント・ヴァイス』(14) などの話題作で唯一無二の個性を発揮している。
エマ・ストーン (ジル) Emma Stone
1988 年、アリゾナ州スコッツデール生まれ。少女時代に数多くの舞台に立ち、15歳のときに本格的なプロの女優を志して母親とロサンゼルスに移り住む。『アメイジング・スパイダーマン』(12)、『アメイジング・スパイダーマン 2』(14)のグウェン・ステイシー役でも世界中を魅了し、ハリウッドにおける若手トップ女優の座を揺るぎないものにした。アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作品 『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14)の演技で絶賛を博し、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の助演女優賞にノミネートされたことも記憶に新しい。ウディ・アレン監督とは『マジック・イン・ムーンライト』に続くコラボレーションとなる。
パーカー・ポージー (リタ) Parker Posey
1968 年、メリーランド州ボルチモア生まれ。個性派女優としてコンスタントに活躍しており、『Personal Velocity: Three Portraits』 (02/未)と『ブロークン・イングリッシュ』(07)でインディペンデント・スピリット賞主演女優賞に2度ノミネートされた。そのほかの主な出演作は『ユー・ガット・メール』(98)、『スクリーム 3』(00)、『ドッグ・ショウ!』(00)、『クリスティーナの好きなコト』(02)、 『みんなのうた』(03)、『ブレイド 3』(04)、『スーパーマン リターンズ』(06)、『アイズ』(08)、『ブレンダン・フレイザーのエリートをぶっとばせ!』(13/未/DVD)、『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(14)、TV 映画『私が愛したヘミングウェイ』(12)など。
ジェイミー・ブラックリー (ロイ) Jamie Blackley
1991年、イギリス・マン島のダグラス生まれ。『ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-』(10)の小さな役を経て、『ラブ・アフ ェア 年下の彼』(12/未/BS 放映)、『スノーホワイト』(12)、『フィフス・エステート/世界から狙われた男』(13/未/DVD)、『U Want Me 2 Kill Him/ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム』(13)などで注目を集めた。最近では『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』 (14)でクロエ・グレース・モレッツと共演。2014 年にはスクリーン・インターナショナル誌の“明日のイギリス人スター”に選出された。