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ニコラ・フィリベールのまなざし ~正しき距離

2008年1月26日(土)銀座テアトルシネマにて レトロスペクティブ+2作品連続ロードショー
『パリ・ルーヴル美術館の秘密』、『ぼくの好きな先生』の世界的ヒットで知られ、ドキュメンタリー映画作家の最高峰と称されるニコラ・フィリベール。彼は“正しき距離”のドキュメンタリー監督と呼ばれる。被写体に対して、それしかないという正しい距離で見つめること。そこから、被写体に対する愛にあふれた映画が生まれるのだ。世界は、まだ魅力にあふれている。ニコラのまなざしは、そう伝えている。

『動物、動物たち』
ルーブル美術館につづいて、ニコラの「不思議の国探検」ふたたび!四半世紀ものあいだ扉をとざしていたパリ国立自然史博物館の動物学ギャラリー。その改修工事に際して、数万におよぶ標本やはく製が眠る世界をニコラ・フィリベールが探検する。サンフランシスコ国際映画祭ゴールデン・ゲイト賞などを受賞した幻の傑作。
(同時上映)『行け、ラペビー!』(原題:Vas−y LAPEBIE ! 27分/16mm/1988年)

『かつて、ノルマンディーで』
ニコラ・フィリベールは30数年の時をさかのぼり、自らの映画の原点を訪ねる。初めて映画製作に参加したノルマンディーへ。果たして映画作家の源流はここにあるのだろうか?カンヌ国際映画祭で絶賛された最新作。

レトロスペクティブ
未公開作、代表作を含む全9本6プログラムを上映。
(上映作品)『僕たちの舞台』、クリストフ・シリーズ(『クリストフ』『たった1人のトリロジー』『カマンベールの北壁』『バケのカムバック』)、『パリ・ルーヴル美術館の秘密』、『音のない世界で』、『すべての些細な事柄』、『ぼくの好きな先生』

※自主上映可能作品についてはお問い合わせください※

『動物、動物たち』
監督:ニコラ・フィリベール 製作代表:セルジュ・ラルー 1994年/フランス映画/59分/カラー/モノラル/1.66 原題:Un animal, des animaux/字幕翻訳:丸山垂穂
©1994 Les Films d'Ici, France 2, Muséum National d'Histoire Naturelle Paris, Mission Interministérielle des Grands Travaux pour les films
配給:バップ、ロングライド

『かつて、ノルマンディーで』
監督:ニコラ・フィリベール 製作代表:セルジュ・ラルー、ジル・サンドーズ 2007年/フランス映画/113分/カラー/Dolby SRD/1.85 原題:Retour en Normandie/字幕翻訳:寺尾次郎
©Les Films d'Ici-MaÏa Films-ARTE France Cinéma-France 2006
配給:バップ、ロングライド
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