イントロダクション

『8人の女たち』『スイミング・プール』フランソワ・オゾン監督最新作

モノクロ×カラーの映像美が仕掛ける頭脳と心を揺さぶる極上のミステリー

『8人の女たち』『スイミング・プール』フランソワ・オゾン監督最新作

殺人事件と共に女性の心理までも解き明かそうとした『スイミング・プール』から13年、フランソワ・オゾン監督が前作を超える本格的かつエレガントなミステリーを完成させた。
フランス国内で大ヒットを記録、メディアからも「偉大な作品」「傑作」と最高峰の賛辞を贈られ、たちまちヨーロッパへと広がった熱狂が、ついに日本にやってくる。

モノクロ×カラーの映像美が仕掛ける頭脳と心を揺さぶる極上のミステリー

1919年、戦後のドイツ。婚約者フランツを亡くしたアンナは、ある日、彼の墓の前で泣いている見知らぬ男に出会う。パリで知り合ったと語る男の名はアドリアン。2人の友情に心癒されていくアンナだったが、彼に“婚約者の友人”以上の想いを抱いた時、男は自らの“正体”を告白する。しかしそれは次々と現れる謎の幕開けに過ぎなかった──。

アドリアン役には、日本でも大ヒットした『イヴ・サンローラン』のピエール・ニネ。
アンナ役のドイツ人パウラ・ベーアは、本作でヴェネツィア国際映画祭新人俳優賞に輝いた。
 なぜ、アドリアンはアンナの前に現れたのか?アドリアンとフランツの本当の関係は?アンナを待ち受ける衝撃の事実とは?ひとつ嘘を見破るたびに、ヒロインと共に観る者も人生の〈意外な真実〉へと近づいていく。頭脳と心を揺さぶる極上のミステリーが誕生した。