キャスト

ピエール・ニネ (アドリアン) ピエール・ニネ(アドリアン)

1989年、フランス、パリ生まれ。11歳で初舞台を踏み、21歳でパリの国立劇団コメディ・フランセーズの史上最年少の準座員となる。2011年、初主演映画『J’aime regarder les filles(原題)』(2016年『女の子が好き』のタイトルでアンスティチュ・フランセ東京で上映)で、セザール賞有望新人男優賞にノミネートされる。

2014年、伝説のデザイナー、イヴ・サンローランに扮した『イヴ・サンローラン』が日本を始め世界各国で大ヒットを記録し、セザール賞に輝き、フランス若手演技派俳優を代表する存在となる。

新作は、シャルロット・ゲンズブール共演の『La promesse de l’aube(原題)』(17)。

パウラ・ベーア (アンナ) パウラ・ベーア(アンナ)

1995年、ドイツ、ベルリン生まれ。2010年、クリス・クラウス監督『POLL(原題)』(未)で映画デビューし、その後、『ルートヴィヒ』(12)などに出演する。オーディションでオゾン監督に主役に抜擢された本作では、その演技が絶賛されヴェネツィア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)に輝き、セザール賞有望新人女優賞にノミネートされた。

エルンスト・ストッツナー (フランツの父・ハンス) エルンスト・ストッツナー(フランツの父・ハンス)

1952年、ドイツ、フランクフルト生まれ。エミール・クストリッツァ監督が、カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した『アンダーグラウンド』(95)に出演し、存在感を発揮する。その他、『クリムト』(06)、『ヒトラーへの285枚の葉書』(16)などに出演する。

マリエ・グルーバー (フランツの母・マグダ) マリエ・グルーバー(フランツの母・マグダ)

1955年、ドイツ、ヴッパータール生まれ。アカデミー賞®外国語映画賞を受賞した『善き人のためのソナタ』(06)、ケイト・ウィンスレット共演、スティーヴン・ダルドリー監督『愛を読むひと』(08)、レア・セドゥ、ヴァンサン・カッセル共演の『美女と野獣』(14)などに出演。数多くのTVシリーズでも活躍するベテラン女優。

ヨハン・フォン・ビューロー (クロイツ) ヨハン・フォン・ビューロー(クロイツ)

1972年、ドイツ、ミュンヘン生まれ。長年、ドイツのTV・映画界で活躍する実力派俳優。これまで映画とあわせて100本以上の作品に出演。近年の映画では、『顔のないヒトラーたち』(14)、『ヒトラー暗殺、13分の誤算』(15)などに出演している。

アントン・フォン・ラック (フランツ) アントン・フォン・ラック(フランツ)

ドイツのTVシリーズで俳優デビュー。その後、本作のフランツ役に抜擢された。2017年10月からはドイツで放映されるクライムドラマTVシリーズ「Babylon Berlin(原題)」に出演する。

シリエル・クレール (アドリアンの母) シリエル・クレール(アドリアンの母)

1955年、フランス、パリ生まれ。『15才の夏』(83)、『囚われの美女』(83)などフランス国内で活躍しながら、アメリカやカナダにも進出。2004年には、フランソワ・オゾン監督も尊敬する、名匠エリック・ロメール監督のサスペンス映画『三重スパイ』に出演している。

アリス・ドゥ・ランクザン (ファニー) アリス・ドゥ・ランクザン(ファニー)

俳優で映画監督の父、ルイ=ドゥ・ランクザンが監督した『Au galop(原題)』(12・未)で、セザール賞有望新人女優賞にノミネートされる。その他、ジュリエット・ビノシュ共演、オリヴィエ・アサイヤス監督『夏時間の庭』(08)、『あの夏の子供たち』(09)、『ザ・クルー』(15)などに出演する。