スタッフ

プロデューサー: REBECCA O’BRIEN
プロデューサー:レベッカ・オブライエン

“ポールが書き上げた脚本を読んで、すぐにやる価値があると決断しました。今まさに語られるべきテーマだと誰もが感じたので、この問題がホットで話題性があるうちに、とにかく作ろうということになったのです。”

1957年、ロンドン生まれ。ケン・ローチ監督「ブラック・アジェンダ/隠された真相」(90)以来、ほぼすべてのケン・ローチ作品のプロデューサーを務め、02年には、監督とともにシックスティーン・フィルムズを設立。ローチ作品に欠かせない存在である。

脚本: PAUL LAVERTY
脚本:ポール・ラヴァティ

“食べ物。暖をとること。住み家。太古の昔から、生きる上で最低限必要な要素です。この映画がいつまでも生々しい存在であり続けなければならないと、僕たちは腹の底から痛感しています。”

1957年インド生まれ。スコットランドのグラスゴーで法律を学び、80年代にニカラグアの人権団体で働く。当時の体験をもとに執筆した『カルラの歌』(96)で、ケン・ローチ監督と初めて組み、02年『SWEET SIXTEEN』でカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞。『カルラの歌』以降のほぼ全てのローチ作品の脚本を担当し、名作を生み出し続けている。

撮影監督: ROBBIE RYAN

アイルランドのダン・レアリー・インスティテュート・オブ・アート、デザイン&テクノロジーを卒業。アンドレア・アーノルド監督の「Wuthering Heights」(11)でベネチア国際映画祭金オゼッラ賞技術貢献賞を受賞。ケン・ローチ監督とは『ジミー、野を駆ける伝説』(14)に続き3作目。今回ローチ作品としては初めてのデジタル撮影に挑んだ。
最新作は、ノア・バームバック監督、アダム・サンドラー、ベン・スティラー共演の「YEH DIN KA KISSA」(17)。

美術監督: FERGUS CLEGG

93年『レイニング・ストーンズ』以来、美術スタッフとして多くのローチ作品に参加。前任のマーティン・ジョンソンの死去に伴い、06年『麦の穂をゆらす風』から引き継ぎ、以降のローチ作品の美術監督を手掛けている。

美術監督: LINDA WILSON

ガイ・リッチー監督作『スナッチ』(00)などの装飾を歴任、近年はテレビドラマを中心に活躍し、16年には人気ドラマ「ダウントン・アビー」(11-16)でエミー賞プロダクションデザイン賞(歴史ドラマ部門)を受賞。『レディバード・レディバード』(94)からローチ組に加わり、小道具の買い付けを主に担当。今作では、ファーガス・クレッグと共に美術監督を務めている。

衣装デザイナー: JOANNE SLATER

大学卒業後、BBCのティーン・ドラマ「BYKER GROVE」(89-06)の衣装係でキャリアをスタートさせ、02年ITV制作のTVドラマ「THE QUEST」で初めて衣装デザイナーを務める。以降、コメディドラマ「SHAMELESS」シーズン4以降(07〜12)、マーティン・フリーマン主演「BOY MEETS GIRL」(09)など、テレビドラマを中心に活躍している。ローチ組には本作が初参加。

編集: JONATHAN MORRIS

1949年、ロンドン郊外ミドルセックス・ヘンドン生まれ。子役を経て、編集アシスタントだった兄のもと経験を積み、1960~70年代にはTV業界で、ドキュメンタリーを専門として活躍し、ケン・ローチと出会う。86年「ファザーランド」以降、本作を含めたすべてのローチ作品の編集を担当している。近作は、テリー・ギリアム監督の『ゼロの未来』(13)。

音楽: GEORGE FENTON

1950年、ロンドン生まれ。『レディバード・レディバード』で初タッグを組んで以来、ローチ作品の音楽を担当。
イギリスでの活動にとどまらず、ハリウッド映画の音楽も幅広く担当し、『ガンジー』(82)、『遠い夜明け』(87)、『危険な関係』(88)、『フィッシャー・キング』(88)で、アカデミー賞作曲賞に4度ノミネートされる。

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2017年3月18日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開