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本年度アカデミー賞®大本命『ムーンライト』監督最新作は、愛よりも、もっと深い“運命”で結ばれた恋人たちのラブ・ストーリー本年度アカデミー賞®大本命
『ムーンライト』監督最新作は、愛よりも、もっと深い“運命”で結ばれた恋人たちのラブ・ストーリー

前作『ムーンライト』で、『ラ・ラ・ランド』を抑え第89回アカデミー賞®作品賞に輝いたバリー・ジェンキンス監督の最新作は、彼がずっと映画化を夢見ていたジェイムズ・ボールドウィン原作、1970年代ニューヨークに生きる若きカップルの愛の物語。昨年のトロント国際映画祭でお披露目されると観客の熱狂的な支持を得て観客賞次点1位、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞脚色賞、助演女優賞を受賞、アメリカ映画協会賞作品トップ10他、数々の映画賞を席巻。そしてアカデミー賞®最大の前哨戦、第76回ゴールデン・グローブ賞では作品賞〈ドラマ部門〉、脚本賞、助演女優賞にノミネートされ、見事助演女優賞受賞を果たした。本年度アカデミー賞®の大本命として大きな注目を集めている。

監督が、ずっと映画化を夢見ていた原作者ボールドウィンのみずみずしい筆致が、時を超え、鮮やかな映像美で現代に蘇る監督が、ずっと映画化を夢見ていた原作者ボールドウィンのみずみずしい筆致が、時を超え、鮮やかな映像美で現代に蘇る

黒人作家としてアメリカ文学に金字塔を打ち立て、キング牧師らと共に公民権運動の旗手としても活躍したジェイムズ・ボールドウィン。彼が70年代に書いた「ビール・ストリートの恋人たち」(早川書房刊) 。映画化にあたり『ムーンライト』と同じプランBが製作に名を連ね、同作でアカデミー賞®にノミネートされた撮影、音楽のチームが再び集結し、この上なく官能的な映像美とロマンティックな世界を作り上げた。本作は、原作者の意思を受け継いだ、どんなに困難な状況にあっても、愛を諦めない恋人たちの普遍的なラブ・ストーリーであり、人種や社会階層に対する差別の問題が大きく浮上する現代に必要なメッセージに満ちた抵抗の物語である。そのメッセージは、愛と希望に満ち溢れている。

長編映画初出演にして初主演、注目の新人キキ・レイン。本作の演技でアカデミー賞®助演女優賞が本命視されるレジーナ・キング長編映画初出演にして初主演、注目の新人キキ・レイン
本作の演技でアカデミー賞®助演女優賞が本命視されるレジーナ・キング

無実の罪で投獄された恋人のために身重な体で懸命に闘うヒロイン、ティッシュ役に新鋭キキ・レイン。ティッシュの恋人ファニー役に『栄光のランナー/1936ベルリン』で注目を集めたステファン・ジェームス。娘のティッシュを支える優しくも力強い母親シャロンには、2015年にドラマ・シリーズ「アメリカン・クライム」でエミー賞助演女優賞に輝いたレジーナ・キング。 すでにこの役でゴールデン・グローブ賞の助演女優賞も受賞しており、アカデミー賞®の助演女優賞も本命視されている 。実力派の黒人キャストたちに加え、ドラマ「ナルコス」のペドロ・パスカル、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)のディエゴ・ルナ、『グランド・イリュージョン』(13)のデイヴ・フランコが出演するなど、脇を固めるアンサンブル・キャストも見逃せない。