※敬称略・順不同
百年ほど前のこととはいえ、観ていて男であることが情けなくなった。 腕力で女性を押さえつけ、自由を奪い、権利を剝奪し… そんな中、命を賭して闘った女性達がいた。 未来の子供達に花束という自由を贈る為に… 恋人や旦那と一緒に観に行ってください。 そして観終わった後に、男共にこっぴどく説教してやってください。
坂上 忍(俳優)
先輩たちがこれほどの犠牲と苦労の末に私たちの居場所を創ってくれたこと、私たちも次の世代にちゃんと何かを残せるようにと、背筋が伸びる気がした。
安藤優子(ニュースキャスター)
力はなく名もないが、高潔で凛々しい花たちが、何度も押しつぶされながらも立ち上がり、挑戦を続け、新たな社会と歴史を創った。 百年後の私は…この物語を決して忘れず、希望の花束への感謝とともに歩んでゆきたい。
住田裕子(弁護士)
空気のように軽く感じる「一票」が、かつて女にとって命ほどの重みを持ったことを初めて思い知った。愛と情熱に支えられた、美しい「戦争映画」。
ロバート キャンベル(日本文学研究者)
選挙権という当たり前のものを得るために、女性たちが味わった苦難。 文字通り命がけで「一票」を手にしようとした時代があった。 今、イギリス首相も東京都知事も…そしてアメリカ大統領候補も女性の時代。 あと何十年かすれば、「女性議員」という言葉すら無くなるのだろうか?
春香クリスティーン(タレント)
女性参政権を得るのにこんなに大変だったのかと驚き、感謝! 違う人生を生きたいと願う女性たちの心意気に圧倒される。 女性に男性に見てもらいたい。
福島みずほ(参議院議員/弁護士)
彼女たちが燃やし続けた命の軌跡を心に刻んで。 今、私たちは"花"となり、その犠牲に報いているか。 時を超え、問いかけはなお、続いている。
安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
VOTES for WOMEN、日本では「与へよ一票婦人にも」。英国のパンクハーストらのたたかいは、米国女性参政権実現の翌1921年に渡米した若き日の市川房枝(1893-1981)を鼓舞したに違いない。
久保公子 (公益財団法人 市川房枝記念会女性と政治センター事務局長)
踏みにじられ、敗北をしても、女性たちは何度だって花を咲かせる。 自分のために、すべての女性のために。
中江有里(女優/作家)
1937年、危険思想とみなされ、私の母は逮捕された。「信念は曲げない」と心に誓った母ら各国の先人の命がけの行動により、今日、女性たちが生きる権利を享受していること。熱く知ってほしい。
加藤タキ(コーディネーター)
百年前の女性たちが、自分や子供の未来のために権利を得ようと力を合わせ、行動し、その「夢」を勝ち獲った真実の物語に、心の底から感動しました。
澤 穂希
2016年は日本で女性参政権行使70周年。イギリスでは第一次世界大戦前夜に"サフラジェット"の実力闘争が階級を超えて花開いた。 昨今のラディカルな女性運動で表現される「個人的なことは政治的である」という言葉は、あたりまえの女、主人公たちの歩みそのもの。
河村貞枝(イギリス女性史研究者)
私達にとって当たり前の事が当たり前でなかった百年前。 人生の選択肢を求めて重い扉をこじ開けた女性達の軋む心の悲鳴がつき刺さる。今、この時代だからこそ必見の名作である。
安藤和津(エッセイスト/コメンテーター)
これを「女性映画」と観るのはあまりに狭い見方である。遠い昔女たちに向けられていた抑圧が、百年後の日本では男たちにも及んでいる。 主人公モードの勇気は、男女を問わずすべての弱者に追いやられた人びとに捧げられたものだ。
松井久子(映画監督)
勝ち取るためには暴力も辞さない、女性たちの意思と行動力に感服。私たちは彼女たちの花束に応えるだけのことをしているだろうか・・・・・。
大宅映子(評論家)
女としても、母としても、人としても、その「声」を聞いてもらうことができなかった時代。 モードたちが理不尽さに耐え抜きながら束ねた花は、今も咲き続けています。
ホラン千秋(女優/タレント)
私達にとっては当たり前の参政権。 それを勝ち取るために行動した女性たちを忘れてはいけない。 彼女達の未来に託した夢をどう実現するか。 美しい映像と重い歴史をしっかり受けとめたい。
坂東眞理子(昭和女子大学理事長)
軋轢を恐れるうちに、「おかしい」と声をあげることを躊躇う癖がついていた。 でも、声をあげ続けなければ望むものは手に入らないのだ。
浜田敬子(朝日新聞社 総合プロデュース室プロデューサー)
百年前の「今」がビンビン伝わって来ました。 日本でも闘った女性達が同じようにいたでしょう。 生き生きと初々しく、迷いながら夢に燃えて! 今もね、きっと何処かで。
加藤登紀子(歌手)
投獄にも負けず権利を掴み取った強く凛々しい女性達のおかげで現在の私たちがいる。その想いを受け継ぎ、より女性が輝く未来へと繋げていきたい。
野田聖子(衆議院議員)
Comment & Review
※敬称略・順不同
百年ほど前のこととはいえ、
観ていて男であることが情けなくなった。
腕力で女性を押さえつけ、自由を奪い、権利を剝奪し…
そんな中、命を賭して闘った女性達がいた。
未来の子供達に花束という自由を贈る為に…
恋人や旦那と一緒に観に行ってください。
そして観終わった後に、男共にこっぴどく説教してやってください。
坂上 忍(俳優)
先輩たちがこれほどの犠牲と苦労の末に
私たちの居場所を創ってくれたこと、
私たちも次の世代にちゃんと何かを残せるようにと、
背筋が伸びる気がした。
安藤優子(ニュースキャスター)
力はなく名もないが、高潔で凛々しい花たちが、
何度も押しつぶされながらも立ち上がり、
挑戦を続け、新たな社会と歴史を創った。
百年後の私は…この物語を決して忘れず、
希望の花束への感謝とともに歩んでゆきたい。
住田裕子(弁護士)
空気のように軽く感じる「一票」が、
かつて女にとって命ほどの重みを持ったことを
初めて思い知った。
愛と情熱に支えられた、美しい「戦争映画」。
ロバート キャンベル(日本文学研究者)
選挙権という当たり前のものを得るために、女性たちが味わった苦難。 文字通り命がけで「一票」を手にしようとした時代があった。
今、イギリス首相も東京都知事も…そしてアメリカ大統領候補も女性の時代。 あと何十年かすれば、「女性議員」という言葉すら無くなるのだろうか?
春香クリスティーン(タレント)
女性参政権を得るのにこんなに大変だったのかと驚き、感謝!
違う人生を生きたいと願う女性たちの心意気に圧倒される。
女性に男性に見てもらいたい。
福島みずほ(参議院議員/弁護士)
彼女たちが燃やし続けた命の軌跡を心に刻んで。
今、私たちは"花"となり、その犠牲に報いているか。
時を超え、問いかけはなお、続いている。
安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
VOTES for WOMEN、日本では「与へよ一票婦人にも」。
英国のパンクハーストらのたたかいは、
米国女性参政権実現の翌1921年に渡米した
若き日の市川房枝(1893-1981)を鼓舞したに違いない。
久保公子
(公益財団法人 市川房枝記念会女性と政治センター事務局長)
踏みにじられ、敗北をしても、
女性たちは何度だって花を咲かせる。
自分のために、すべての女性のために。
中江有里(女優/作家)
1937年、危険思想とみなされ、私の母は逮捕された。
「信念は曲げない」と心に誓った母ら各国の先人の命がけの行動により、今日、女性たちが生きる権利を享受していること。
熱く知ってほしい。
加藤タキ(コーディネーター)
百年前の女性たちが、自分や子供の未来のために
権利を得ようと力を合わせ、行動し、その「夢」を勝ち獲った真実の物語に、心の底から感動しました。
澤 穂希
2016年は日本で女性参政権行使70周年。
イギリスでは第一次世界大戦前夜に"サフラジェット"の
実力闘争が階級を超えて花開いた。
昨今のラディカルな女性運動で表現される
「個人的なことは政治的である」という言葉は、
あたりまえの女、主人公たちの歩みそのもの。
河村貞枝(イギリス女性史研究者)
私達にとって当たり前の事が当たり前でなかった百年前。
人生の選択肢を求めて重い扉をこじ開けた女性達の
軋む心の悲鳴がつき刺さる。
今、この時代だからこそ必見の名作である。
安藤和津(エッセイスト/コメンテーター)
これを「女性映画」と観るのはあまりに狭い見方である。
遠い昔女たちに向けられていた抑圧が、
百年後の日本では男たちにも及んでいる。
主人公モードの勇気は、男女を問わずすべての弱者に
追いやられた人びとに捧げられたものだ。
松井久子(映画監督)
勝ち取るためには暴力も辞さない、女性たちの意思と行動力に感服。私たちは彼女たちの花束に応えるだけのことをしているだろうか・・・・・。
大宅映子(評論家)
女としても、母としても、人としても、
その「声」を聞いてもらうことができなかった時代。
モードたちが理不尽さに耐え抜きながら束ねた花は、
今も咲き続けています。
ホラン千秋(女優/タレント)
私達にとっては当たり前の参政権。
それを勝ち取るために行動した女性たちを忘れてはいけない。
彼女達の未来に託した夢をどう実現するか。
美しい映像と重い歴史をしっかり受けとめたい。
坂東眞理子(昭和女子大学理事長)
軋轢を恐れるうちに、「おかしい」と
声をあげることを躊躇う癖がついていた。
でも、声をあげ続けなければ
望むものは手に入らないのだ。
浜田敬子(朝日新聞社 総合プロデュース室プロデューサー)
百年前の「今」がビンビン伝わって来ました。
日本でも闘った女性達が同じようにいたでしょう。
生き生きと初々しく、迷いながら夢に燃えて!
今もね、きっと何処かで。
加藤登紀子(歌手)
投獄にも負けず権利を掴み取った強く凛々しい女性達のおかげで現在の私たちがいる。その想いを受け継ぎ、より女性が輝く未来へと繋げていきたい。
野田聖子(衆議院議員)