リテーシュ・バトラ(監督)
1979年6月12日、インドのムンバイ生まれ。自作脚本による長編デビュー作『めぐり逢わせのお弁当』(13)は、ムンバイのユニークなお弁当事情を背景にした心温まる物語で、カンヌ国際映画祭の批評家週間でプレミア上映されて大好評を博し、BAFTA賞(英国アカデミー賞)では非英語映画賞にノミネートされた。
2017年、長編第2作にあたる本作に続いて、ロバート・レッドフォード、ジェーン・フォンダ、マティアス・スーナールツ主演による第3作「夜が明けるまで」を完成させ、Netflixで配信。同年、ヴァラエティ紙の「注目すべき10人の監督」のひとりに選ばれた。
ニック・ペイン(脚本)
1984年生まれの英国の人気劇作家。09年ジョージ・ディヴァイン賞受賞作「If There Is I Haven't Found It Yet(原題)」は、ニューヨークでも12年にジェイク・ギレンホール主演で上演。また12年にウエスト・エンドで絶賛されイヴニング・スタンダード賞を獲得、オリヴィエ賞にもノミネートされた「星ノ数ホド」は、15年に同じくギレンホールの主演によりブロードウェイで上演された。
現在、ノーベル賞数学者ポール・ディラックを描いた新作を執筆中。本作は初の映画脚本。