![第43回トロント国際映画祭出品 文部科学省選定(青年向き、成人向き)厚生労働省社会保障審議会推薦](./common/img/ta_award3.png)
![名優エミリオ・エステベス監督作。製作・監督・脚本・主演:エミリオ・エステベス、出演: アレック・ボールドウィン、ジェナ・マローン、テイラー・シリング、クリスチャン・スレイター、ガブリエル・ユニオン、ジェイコブ・バルガス、マイケル・K・ウィリアムズ、ジェフリー・ライト、チェ・“ライムフェスト”・スミス](./common/img/ta_cast.png)
![© EL CAMINO LLC. ALL RIGHTS RESERVED.2018年/アメリカ/英語/119分/スコープ/5.1ch/原題:The Public/日本語字幕:髙内朝子 提供:バップ、ロングライド 配給:ロングライド、#パブリック図書館の奇跡](./common/img/ta_billing.png)
![7/17(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開](./common/img/ta_date.png)
稲葉剛(一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事)
「図書館が閉まって、昼間の居場所がなくなった」
緊急事態宣言が発令された今年4月、知り合いの路上生活者に「今、困っていること」を尋ねると、そんな答えが返ってきた。「図書館とホームレス」は、ここ日本でも関係者の間で議論の的となってきた経緯がある。
“STAY HOME”が呼びかけられる中、家がない人にどう向き合うのか。この物語の登場人物とともに、笑いながら頭を悩ませてほしい。
(俳優)
格差、人種問題、権力の横暴とその暴力、
それを許す硬直した社会システム、まともに機能しないマスコミ。
これでもかと我々が共有する現代の社会問題を、
図書館一か所を舞台に描いた(製作、監督、脚本、主演!)のは
往年のアイドルスター。
そのハリウッド俳優の成熟さ。かっちょいい。
亀石倫子(弁護士)
誰かと誰かの権利がぶつかり合うとき、もっとも弱く、声の小さい者に寄り添えるのは誰か?
警察でも、政治でも、メディアでもない。
私たち、市民だ。
小さな声が集まり、やがて社会を動かす。
津田大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)
1955年にローザ・パークスが撒いた種は公民権運動という花を咲かせた。その後何度も枯れそうになった花は、2020年のいま世界中で大輪を咲かせようとしている。2020年のBLM運動がこの映画を決定的に重要なものに変えたのだ。
ロバート キャンベル(日本文学研究者)
世界各地で声高に訴えられている人種と貧困の問題を、静かなはずの図書館を舞台に、丁寧かつスリリングに展開させた「アクション」満点の一本。
今観ておきたい、面白くて学べる映画です。
茂木健一郎(脳科学者)
図書館がみんなにとっての「居場所」であるという大切な「気づき」の映画。「本」が人を結ぶ絆 の真ん中にあるという骨太のメッセージが素敵。難しい時代だからこそ、言葉を通して人がわかりあえるその可能性を信じたい。
安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
「俺たちは声をあげた」…そんな彼らの言葉に、「次はあなたの番だ」と語りかけられた気がした。「この映画を観たあなたは何をするのか?」と。
山崎ナオコーラ(作家)
いま、観るべき映画だ。差別とは何か? 公共性とは何か? 本は何のためにあるのか? いまの時代に考えるべきことがすべて詰まっている。大傑作だ。
花田菜々子(書店員/ブックストア・エイド基金運営事務局メンバー)
書店員も図書館員も慈善事業じゃない。でもいつでも弱者の側にいたいと思う。
たくさんの本が私に、弱く生きる人々の美しさを教えてくれたからだ。
木村草太(憲法学者)
「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない」(憲法12条)。
PUBLICは、案外、壊れやすい。PUBLICの生成・維持のため、それぞれ努力する人々の姿にワクワクした。
佐久間裕美子(文筆家)
世界一リッチな国なはずなのに、家を持てない人たちがいる。屋根のある建物は十分あるのに、真冬、暖のある場所で眠れない人たちがいる。
エミリオ・エステベスが11年をかけて実現したというこの映画に、オキュパイ・ウォールストリート、反トランプ抵抗運動、#blacklivesmatterと受け継がれてきた、システムによる不正義に対抗する市民不服従の精神を見る。
いしいしんじ(作家)
本の壁に守られて一夜を過ごす。
どんな凍てつく吹雪にさらされようとも、
大切な物語が一編さえあれば、
胸の灯火はほのかに輝きつづける。
ブレイディみかこ(ライター・コラムニスト)
立ち上がっても意味がないとか、結局は何も変わらないと言う人たちもいる。
ほんとうに自分たちのために声をあげることが無駄かどうかは、この映画を見たあなたが決めてください。
(俳優)
格差、人種問題、権力の横暴とその暴力、
それを許す硬直した社会システム、まともに機能しないマスコミ。
これでもかと我々が共有する現代の社会問題を、
図書館一か所を舞台に描いた(製作、監督、脚本、主演!)のは
往年のアイドルスター。
そのハリウッド俳優の成熟さ。かっちょいい。
亀石倫子(弁護士)
誰かと誰かの権利がぶつかり合うとき、もっとも弱く、声の小さい者に寄り添えるのは誰か?
警察でも、政治でも、メディアでもない。
私たち、市民だ。
小さな声が集まり、やがて社会を動かす。
津田大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)
1955年にローザ・パークスが撒いた種は公民権運動という花を咲かせた。その後何度も枯れそうになった花は、2020年のいま世界中で大輪を咲かせようとしている。2020年のBLM運動がこの映画を決定的に重要なものに変えたのだ。
ロバート キャンベル(日本文学研究者)
世界各地で声高に訴えられている人種と貧困の問題を、静かなはずの図書館を舞台に、丁寧かつスリリングに展開させた「アクション」満点の一本。
今観ておきたい、面白くて学べる映画です。
茂木健一郎(脳科学者)
図書館がみんなにとっての「居場所」であるという大切な「気づき」の映画。「本」が人を結ぶ絆 の真ん中にあるという骨太のメッセージが素敵。難しい時代だからこそ、言葉を通して人がわかりあえるその可能性を信じたい。
安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
「俺たちは声をあげた」…そんな彼らの言葉に、「次はあなたの番だ」と語りかけられた気がした。「この映画を観たあなたは何をするのか?」と。
山崎ナオコーラ(作家)
いま、観るべき映画だ。差別とは何か? 公共性とは何か? 本は何のためにあるのか? いまの時代に考えるべきことがすべて詰まっている。大傑作だ。
花田菜々子(書店員/ブックストア・エイド基金運営事務局メンバー)
書店員も図書館員も慈善事業じゃない。でもいつでも弱者の側にいたいと思う。
たくさんの本が私に、弱く生きる人々の美しさを教えてくれたからだ。
木村草太(憲法学者)
「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない」(憲法12条)。
PUBLICは、案外、壊れやすい。PUBLICの生成・維持のため、それぞれ努力する人々の姿にワクワクした。
佐久間裕美子(文筆家)
世界一リッチな国なはずなのに、家を持てない人たちがいる。屋根のある建物は十分あるのに、真冬、暖のある場所で眠れない人たちがいる。
エミリオ・エステベスが11年をかけて実現したというこの映画に、オキュパイ・ウォールストリート、反トランプ抵抗運動、#blacklivesmatterと受け継がれてきた、システムによる不正義に対抗する市民不服従の精神を見る。
いしいしんじ(作家)
本の壁に守られて一夜を過ごす。
どんな凍てつく吹雪にさらされようとも、
大切な物語が一編さえあれば、
胸の灯火はほのかに輝きつづける。
ブレイディみかこ(ライター・コラムニスト)
立ち上がっても意味がないとか、結局は何も変わらないと言う人たちもいる。
ほんとうに自分たちのために声をあげることが無駄かどうかは、この映画を見たあなたが決めてください。
亀石倫子(弁護士)
誰かと誰かの権利がぶつかり合うとき、もっとも弱く、声の小さい者に寄り添えるのは誰か?
警察でも、政治でも、メディアでもない。
私たち、市民だ。
小さな声が集まり、やがて社会を動かす。
茂木健一郎(脳科学者)
図書館がみんなにとっての「居場所」であるという大切な「気づき」の映画。「本」が人を結ぶ絆 の真ん中にあるという骨太のメッセージが素敵。難しい時代だからこそ、言葉を通して人がわかりあえるその可能性を信じたい。
花田菜々子(書店員/ブックストア・エイド基金運営事務局メンバー)
書店員も図書館員も慈善事業じゃない。でもいつでも弱者の側にいたいと思う。
たくさんの本が私に、弱く生きる人々の美しさを教えてくれたからだ。
佐久間裕美子(文筆家)
世界一リッチな国なはずなのに、家を持てない人たちがいる。屋根のある建物は十分あるのに、真冬、暖のある場所で眠れない人たちがいる。
エミリオ・エステベスが11年をかけて実現したというこの映画に、オキュパイ・ウォールストリート、反トランプ抵抗運動、#blacklivesmatterと受け継がれてきた、システムによる不正義に対抗する市民不服従の精神を見る。
ある公共図書館の元副理事がロサンゼルス・タイムズに寄稿したエッセイにインスピレーションを得て、完成までに11年を費やし監督したのは名優エミリオ・エステベス。米オハイオ州シンシナティ。記録的な大寒波により、緊急シェルターがいっぱいで行き場がないホームレスの集団が図書館を占拠した。突如勃発した大騒動に巻き込まれたひとりの図書館員の奮闘を軸に、笑いと涙たっぷり、予測不可能なサプライズも盛り込まれた感動作。
約70人のホームレスの苦境を察したスチュアート(エミリオ・エステベス)は、彼らと共に図書館に立てこもることに。しかし、図書館館長、刑事と検察官、マスコミなどそれぞれの思惑が交錯。やがて警察の機動隊が出動し、追いつめられたスチュアートとホームレスは驚愕の行動を決断する…。エミリオ・エステベス監督のもとにアレック・ボールドウィン、クリスチャン・スレイター、『ネオン・デーモン』のジェナ・マローン、Netflix「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のテイラー・シリングなど実力派揃いのキャストが集結。
主人公の勇気ある行動は、今を生きる私たちにそっと語りかけてくるような問いかけであり、あらゆる観客の胸に響くに違いない。
米オハイオ州シンシナティの公共図書館で、実直な図書館員スチュアート(エミリオ・エステベス)が常連の利用者であるホームレスから思わぬことを告げられる。「今夜は帰らない。ここを占拠する」。大寒波の影響により路上で凍死者が続出しているのに、市の緊急シェルターが満杯で、行き場がないというのがその理由だった。
約70人のホームレスの苦境を察したスチュアートは、3階に立てこもった彼らと行動を共にし、出入り口を封鎖する。それは“代わりの避難場所”を求める平和的なデモだったが、政治的なイメージアップをもくろむ検察官の偏った主張やメディアのセンセーショナルな報道によって、スチュアートは心に問題を抱えた“アブない容疑者”に仕立てられてしまう。やがて警察の機動隊が出動し、追いつめられたスチュアートとホームレスたちが決断した驚愕の行動とは……。
1962年、アメリカ、ニューヨーク州ニューヨーク市出身。マーティン・シーンの長男で、チャーリー・シーンを弟にもつ。『アウトサイダー』(83)、『セント・エルモス・ファイアー』(85)、『ブレックファスト・クラブ』(85)といった80年代の青春映画立て続けに出演、ヤング・スターの一団の総称“ブラット・パック”の中心人物として一斉を風靡する。23歳の時に『ウィズダム/夢のかけら』で監督デビュー。その後も監督としてのキャリアを積み重ね、ロバート・F・ケネディ暗殺事件を題材にした歴史群像ドラマ『ボビー』(06)はゴールデン・グローブ賞作品賞と全米映画俳優組合賞アンサンブルキャスト賞にノミネート。聖地巡礼の旅を描いたロードムービー『星の旅人たち』(10)では、円熟味すら感じさせる作風を披露した。本作は監督7作品目となる。また、主な映画出演作に、『レポマン』(84)、『張り込み』シリーズ(87,93)、『ヤングガン』シリーズ(88,90)、『ミッション:インポッシブル』(96)、『飛べないアヒル』(マイティ・ダック)シリーズ(92,94,96)などがある。
1958年、アメリカ、ニューヨーク州ロングアイランド出身。1980年以降、舞台、映画、TVで数多くの作品に出演。『レッド・オクトーバーを追え!』(90)で一躍注目され、92年のブロードウェイ劇「欲望という名の電車」でトニー賞ノミネート、95年のTV映画版でも主演を務める。『The Cooler(原題)』(03・未)でアカデミー賞助演男優賞にノミネート、TVシリーズ「30 ROCK/サーティー・ロック」(06-13)ではゴールデン・グローブ賞を3度、エミー賞を3度、全米映画俳優組合賞の主演男優賞を7度受賞している。近年の出演作に、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(15)、『ボス・ベイビー』(17)などがある。
1984年、アメリカ、ネバダ州スパークス出身。子役として『コンタクト』(97)でジョディ・フォスターの少女時代を、『グッドナイト・ムーン』(98)でスーザン・サランドンの娘役を演じ注目される。その後、『ドニー・ダーコ』(01)、『16歳の合衆国』(03)などでキャリアを重ね、『セイブド!』(04・未)で初主演。近年の出演作に『ハンガー・ゲーム』シリーズ、『ラブソングに乾杯』(16)、『ネオン・デーモン』(16)、Amazon製作のドラマシリーズ「トゥー・オールド・トゥー・ダイ・ヤング」(19)などがある。
1984年、アメリカ、マサチューセッツ州ボストン出身。Netflix製作の人気ドラマシリーズ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」(13-19)の主人公パイパー・チャップマン役で知られ、同作でエミー賞、2度のゴールデン・グローブ賞ノミネートを果たしている。主な出演作に、『一枚のめぐり逢い』(12)、『アルゴ』(12)、Netflix製作『タイタン』(18・未)、『プロディッジー』(19・未)などがある。
1969年、アメリカ、ニューヨーク州ニューヨーク出身。16歳のとき『ビリージーンの伝説』(85・未)で映画デビュー。『ヘザース/ベロニカの熱い日』(89)、『トゥルー・ロマンス』(93)、『ブロークン・アロー』(96)、『ベリー・バッド・ウェディング』(98)、『ウインドトーカーズ』(02)など、ジャンルを問わず様々な作品に出演。若手実力派スターとしての地位を確立する。近年では、TVシリーズ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」(15-19)でゴールデン・グローブ賞助演男優賞を受賞、さらに2度のノミネートを果たしている。その他の出演作に、『ニンフォマニアック』(13)、『天才作家の妻 -40年目の真実- 』(17)などがある。
1972年、アメリカ、ネブラスカ州オマハ出身。NAACPイメージ・アワードに5度ノミネートされており、2014年にはTVシリーズ「Being Mary Jane(原題)」(13-19)でドラマ部門主演女優賞を獲得。主な出演作に、『チアーズ!』(00)、『バッドボーイズ2バッド』(03)、『キャデラック・レコード ~音楽でアメリカを変えた人々の物語~』(08)、『スリープレス・ナイト』(17)などがある。
1971年、メキシコ、ミチョアカン州出身。近年の出演作に、『チリ33人 希望の軌跡』(15)、Netflixとマーベル製作のドラマシリーズ「Marvel ルーク・ケイジ」(16)、TVシリーズ「モザイク~誰がオリヴィア・レイクを殺したか」(17-18)、Netflix製作のドラマシリーズ「Mr.イグレシアス」(19)などがある。
1966年、アメリカ、ニューヨーク州ブルックリン出身。TVシリーズ「THE WIRE/ザ・ワイヤー」(02-08)や、「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」(10-14) で知られる。近年の出演作に、『それでも夜は明ける』(13)、『ロボコップ』(14)、『インヒアレント・ヴァイス』(14)、『アサシン クリード』(16)、Netflix製作のドラマシリーズ「ボクらを見る目」(19)などがある。
1965年、アメリカ、ワシントン州出身。1994年にブロードウェイ作品「エンジェルス・イン・アメリカ」でトニー賞を受賞。2003年にTVドラマ化された同作では、ゴールデン・グローブ賞とエミー賞を受賞する。『007/カジノ・ロワイヤル』(06)からはボンドの盟友でCIA捜査官のフェリックス・ライター役、『ハンガー・ゲーム』シリーズではビーティー役としても知られる。TVシリーズの出演作に、「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」(10-14)、エミー賞に2年連続ノミネートされた「ウエストワールド」(16-20) などがある。
1977年、アメリカ、イリノイ州シカゴ出身。ステージ名「ライムフェスト」で知られるMC・ラッパー。同郷のカニエ・ウェストのグラミー受賞曲「Jesus Walk」を共作、2006年にアルバム「Blue Collar」でメジャーデビューを果たした。2015年には映画『グローリー -明日への行進-』の主題歌「Glory」をジョン・レジェンド、コモンと共作し、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞、グラミー賞を受賞。同年、自身とホームレスでアルコール依存症の父親との関係を描いたドキュメンタリー映画『In My Father's House(原題)』に出演する。俳優として長編映画に出演するのは本作が初。