MY OWN 3 FILMS

新型コロナウイルスによって政府からの外出自粛要請が続く中、少しでも、映画への出会いとなればと考え、ロングライドに縁のある方々の「人生に残る映画3本」を想い出と共にご紹介します。

Due to the impacts of COVID-19, the stay-at-home orders issued by the government have continued. During this time, Longride hopes to provide you the opportunity to continue to experience film. Here, we introduce "3 films of our lives" selected with care by our contributors for your viewing pleasure.

  • Masatoshi Nagase
  • Shigenori Kanehira
  • Sho Miyake
  • Paul Laverty
  • David Kaplan
  • Nicolas Philibert Photo by Linda De Zitter
  • Rebecca O'Brien

俳優

永瀬正敏

1966年宮崎県生まれ。『ションベン・ライダー』(83/相米慎二監督)で映画デビュー。『息子』(91/山田洋次監督)で日本アカデミー賞助演男優賞他、計の8つの映画賞を受賞。台湾映画『KANO』では、金馬映画祭で中華圏以外の俳優で初めて主演男優賞にノミネートされ、『あん』(15/河瀨直美監督)、『パターソン』(16/ジム・ジャームッシュ監督)、『光』(17/河瀨直美監督)でカンヌ国際映画祭に3年連続で公式選出された初のアジア人俳優となる。近作に『ファンシー』(20/廣田正興監督)、『二人ノ世界』(20.7.10公開/藤本啓太監督)など。2018年芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。

Actor / Photographer
Masatoshi Nagase

https://www.imdb.com/name/nm0619185/?ref_=fn_al_nm_1

TVキャスター / 記者

金平茂紀

1953年生まれ。テレビ記者、キャスター。早稲田大学大学院客員教授。TBSでモスクワ支局長、ワシントン支局長、「筑紫哲也NEWS23」編集長などを歴任。2010年より「報道特集」キャスター。著書に「漂流キャ スター日誌」「新ワジワジー通信」など多数。

Newscaster / Journalist
Shigenori Kanehira

映画監督

三宅唱

1984年北海道生まれ。一橋大学社会学部卒業、映画美学校フィクションコース初等科修了。主な長編映画に『ワイルドツアー』(2018)、『きみの鳥はうたえる』(18)など。最新作はNetflixオリジナルドラマ『呪怨:呪いの家』(20)。他に鈴木了二との共同監督作『物質試行58:A RETURN OF BRUNO TAUT 2016』(16)やビデオインスタレーション作品として「ワールドツアー」(18/山口情報芸術センター[YCAM]との共作)、「July 32,Sapporo Park」(19/札幌文化芸術交流センターSCARTSとの共作)などを発表している。

脚本家

ポール・ラヴァティ

1957年インド・カルカッタ生まれ。『カルラの歌』(96)で、ケン・ローチ監督と初めて組み、『スイート・シクスティーン』(02)でカンヌ国際映画祭脚本賞、『この自由な世界で』(07)ではベネチア国際映画祭脚本賞を受賞している。『カルラの歌』以降のほぼ全てのローチ作品の脚本を担当し、名作を生み出し続けている。

プロデューサー

デヴィッド・カプラン

ニューヨークを拠点にする制作会社アニマル・キングダム創設者の一人。プロデューサーとして『ショート・ターム』(13)、『イット・フォローズ』(14)、『キックス』(16)、『イット・カムズ・アット・ナイト』(17)などを手がける。2014年にバラエティ誌が選ぶ10人の注目すべきプロデューサーに、2015年にはスクリーンインターナショナル誌の映画製作リーダーのひとりに選出され、名プロデューサーとして注目されている。

Producer
David Kaplan

https://www.imdb.com/name/nm3346661/

監督

ニコラ・フィリベール

1951年、フランス、ナンシー生まれ。グルノーブル大学で哲学を専攻。ルネ・アリオ、アラン・タネール、クロード・ゴレッタなどの助監督を務め「指導者の声」(78)でデビュー。『パリ・ルーヴル美術館の秘密』(90)、『音のない世界で』(92)で国際的な名声を獲得。02年『ぼくの好きな先生』はフランス国内で異例の200万人動員の大ヒットを記録。08年には日本でもレトロスペクティヴが開催された。その他の作品に、『かつて、ノルマンディーで』(07)、『人生、ただいま修行中』(18)など。

Director
Nicolas Philibert

http://nicolasphilibert.fr/fr/

Photo by Linda De Zitter

プロデューサー

レベッカ・オブライエン

1957年、イギリス、ロンドン生まれ。ケン・ローチ監督「ブラック・アジェンダ/隠された真相」(90)を製作して以来、ほぼすべてのケン・ローチ作品の製作を務め、02年には、監督とともにシックスティーン・フィルムズを設立。ローチ作品に欠かせない存在である。ケン・ローチ監督の息子であるジム・ローチ監督の長編デビュー作『オレンジと太陽』(10)もプロデュースしている。

Producer
Rebecca O'Brien

https://www.sixteenfilms.co.uk/team