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究極の冒険ミステリーが始まる

マロリーはエベレスト初登頂に成功したのか?登山史上、最大の謎に迫る
第74回カンヌ国際映画祭正式出品 第47回セザール賞最優秀アニメーション映画賞受賞
作・夢枕獏 画・谷口ジロー 原作​

映画『神々の山嶺』公式サイト

監督:パトリック・インバート 原作:「神々の山嶺」作・夢枕獏 画・谷口ジロー(集英社刊) 日本語吹き替えキャスト:堀内賢雄、大塚明夫、逢坂良太、今井麻美 2021年/94分/フランス、ルクセンブルク/仏語/1.85ビスタ/5.1ch/原題:LE SOMMET DES DIEUX/吹替翻訳:光瀬憲子 配給:ロングライド、東京テアトル
7.8(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町他全国公開7.8(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町他全国公開
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イントロダクション

INTRODUCTION

夢枕獏×谷口ジローによる山岳コミックの傑作をフランス映画界がアニメ化した究極の冒険ミステリー

「『坊っちゃん』の時代」「遥かな町へ」「孤独のグルメ」など数々の傑作漫画を世に送り出し、2017年にこの世を去った谷口ジロー。この天才漫画家には、生前に実現を待ち望んでいた海外プロジェクトがあった。第11回柴田錬三郎賞に輝いた夢枕獏のベストセラー小説を漫画化した「神々の山嶺」を、フランス映画界が長編アニメーション化する企画である。

もともとフランスで絶大な人気を誇り、2011年にはフランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエ章を授与された谷口は、同国の製作チームのもとを二度訪れ、作画やストーリーの確認に携わっていた。惜しくも完成版を観ることは叶わなかったが、構想から完成まで実に7年を費やした本作は、第74回カンヌ国際映画祭でプレミア上映されたのち、フランスの300以上の劇場で公開され、大ヒットを記録。同国のアカデミー賞にあたるセザール賞では長編アニメーション映画賞を受賞した。

そして日本文化や日本人への深いリスペクトも感じられる本作は、Netflixが一部の国を除く世界配信権を獲得したが、日本では貴重なスクリーン上映による“凱旋”が実現。堀内賢雄(深町誠役)、大塚明夫(羽生丈二役)、逢坂良太(岸文太郎役)、今井麻美(岸涼子役)という豪華声優による日本語吹替版での公開となる。

ストーリー

STORY

「登山家マロリーがエベレスト初登頂を成し遂げたかもしれない」といういまだ未解決の謎。その謎が解明されれば歴史が変わることになる。カメラマンの深町誠はネパールで、何年も前に消息を絶った孤高のクライマー・羽生丈二が、マロリーの遺品と思われるカメラを手に去っていく姿を目撃。深町は、羽生を見つけ出しマロリーの謎を突き止めようと、羽生の人生の軌跡を追い始める。やがて二人の運命は交差し、不可能とされる冬季エベレスト南西壁無酸素単独登頂に挑むこととなる。

キャラクター&キャスト

CHARACTER & CAST

雑誌カメラマン。エベレストの取材で訪れていたカトマンズで、登山家マロリーの遺品とおぼしきカメラを手にする、クライマー羽生丈二を見つける。マロリーの謎を解き明かそうとカメラを追ううちに、羽生と大きく関わっていくことになる。

CV:堀内賢雄

静岡県出身。主な出演作に「機動戦士ガンダムΖΖ」マシュマー・セロ役、「鬼平」長谷川平蔵/鬼平役、「ポケットモンスター」ナレーション、「ジョーカー・ゲーム」結城中佐役など。海外ドラマの吹き替えに「フルハウス」、「ビバリーヒルズ高校白書/ビバリーヒルズ青春白書」、洋画吹き替えでは、ブラッド・ピット、ベン・スティラーなどを演じる。

COMMENT

昔読んでいた、しかも大好きな作品に出演できるなんて夢のようでした。その気持ちは収録して更に膨らみました。
実写ではまず再現出来ない圧倒されるリアルな映像はまさに神々の山峰を彷彿とさせます。マロリーのエベレスト初登頂の謎を軸に、孤高のクライマー、羽生、彼を追うカメラマン深町。深町を演じる私は作品にどんどん引き込まれ、人間とは、人とは、ラストの羽生の手紙に思わず涙してしまいました。
素晴らしい作品を皆さまとともに楽しめる喜びを感じています。

孤高の天才クライマー。初登頂に固執し、仕事を転々としながら山に登る。他人を寄せ付けず、ザイルパートナーの事故をきっかけにより孤立を深め、一人危険な山に挑み続けていた。とある事件をきっかけに消息を絶っていたが、深町に発見される。

CV:大塚明夫

東京都出身。主な出演作に、「攻殻機動隊」シリーズのバトー役、「ONEPIECE」のマーシャル・D・ティーチ役、「メタルギアソリッド」シリーズのソリッド・スネーク役など。2021年放送開始の「ルパン三世 PART6」からは次元大介役を引き継いだ。洋画吹き替えでは、スティーヴン・セガール、ニコラス・ケイジ、デンゼル・ワシントンなどを演じる。

COMMENT

夢枕獏・谷口ジロー作品が海外で映画化されたことも特筆すべきことですし、その作品の吹替を担当させていただいたことも光栄です。
羽生丈二という、不器用ながらも信念を持った男の生き様を劇場でお楽しみください。

羽生の山岳会の後輩。山岳会で孤立する羽生を慕う。初めて羽生のザイルパートナーとなったクライミング中に落下して死亡。この事が羽生をよりいっそう孤立させる原因となった。

CV:逢坂良太

徳島県出身。主な出演作に「鬼滅の刃」妓夫太郎役、「東京リベンジャーズ」橘直人役、「ハイキュー!!」赤葦京治役、「ダイヤ のA」沢村栄純役、「黒子のバスケ」黛千尋役、「あんさんぶるスターズ!」七種茨役などがある。

COMMENT

男たちの登山にかける情熱や様々な気持ちを感じながら、自然の壮大な美しさや厳しさをこれでもかというほど堪能できる作品になっています。
登山の描写が本当に過酷に描かれていて、恐怖も感じるんですが、それでもどんどんのめりこんでいくようになるので、ぜひ劇場で楽しんでいただきたいです、よろしくお願いします。

岸文太郎の姉。弟の死をきっかけに羽生から手紙が届く。羽生の過去を探る深町に羽生の行方の手がかりを教える。

CV:今井麻美

山口県出身。主な出演作に「THE IDOLM@STER」如月千早役、「STEINS;GATE」牧瀬紅莉栖役、「グランブルーファンタジー」ヴィーラ・リーリエ役、「超次元ゲイム ネプテューヌ」ノワール/ブラックハート役、「ぷよぷよシリーズ」あんどうりんご役などがある。

COMMENT

山に登る。小さな小さな人間が、危険を冒してまで挑戦する意味は何だろうと、子供の頃に感じたことがありました。
自分の命を天秤にかけてまでするその行為には何があるのだろうと。大きな山に登ったことのない私には想像するしかないですが、この映画を通して、山に恋焦がれる人々の心を知り、少しだけですが共感する事が出来たような気がしました。
命をかけてでも達成したい何かがある。とても羨ましく感じます。

スタッフ

STAFF

監督・共同脚本

Patrick Imbert

映画監督、アニメーター。数多くのテレビシリーズに携わり、映画『アヴリルと奇妙な世界』、『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』ではアニメーション監修を担当した。2018年には、『とてもいじわるなキツネと仲間たち』をバンジャマン・レネールと共同監督し、セザール賞にて長編アニメーション賞を受賞した。

プロデューサー

Jean-Charles Ostorero

パリ政治学院で学んだ後、グルノーブル経営学院でマーケティングを学び、修士号を取得。1989年、パリにジュリアン・フィルムを設立し、アルテ、カナル・プラス、フランス・テレビジョンなどのフランスのテレビ局向けに数多くのドキュメンタリー、ドラマ、アニメーションを制作。アニメーション映画『Yaourts Mystiques』は、権威ある映画祭で多くの賞を受賞した。幼い頃から登山と山岳文学に情熱を注ぎ、2013年にキャリア最大の挑戦となる、夢枕獏と谷口ジローによる漫画「神々の山嶺」の映画化に乗り出した。

原作者

ORIGINAL

作家。1951年、神奈川県出身。 1977年に作家デビュー。以後、「キマイラ」「サイコダイバー」「闇狩り師」「餓狼伝」「大帝の剣」「陰陽師」などのシリーズ作品を発表。 1989年「上弦の月を喰べる獅子」で日本SF大賞、1998年「神々の山嶺」で柴田錬三郎賞を受賞。2011年「大江戸釣客伝」で泉鏡花文学賞と舟橋聖一文学賞を受賞。同作で2012年に吉川英治文学賞を受賞。2017年菊池寛賞受賞、2018年紫綬褒章受章。

COMMENT

二度観れば二度、三度観れば三度のあらたな感動がある。
これはそういう映画だ。
谷口ジローにこれを観せたかった。

夢枕獏(作家)

漫画家。1947〜2017年。鳥取県出身。
1975年「遠い声」でビッグコミック賞佳作を受賞。以降、1992年「犬を飼う」で小学館漫画賞審査委員特別賞、1993年「『坊っちゃん』の時代」で日本漫画家協会賞優秀賞、1999年「遥かな町へ」で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2001年「父の暦」でアングレーム国際漫画フェスティバル審査員賞、同年「神々の山嶺」で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞など数々の賞を受賞。 2011年、フランス芸術文化勲章シュヴァリエ章を受章し、ルーヴル美術館やルイ・ヴィトン等との企画を手がけた。「孤独のグルメ」の中国での戯曲化や、フランスでの「遥かな町へ」の映画化、「晴れゆく空」のテレビドラマ化など、海外でも人気を誇る。

コメント

COMMENT
*順不同・敬称略

久住昌之(漫画家『孤独のグルメ』『散歩もの』・音楽家)

驚いた。
谷口さんの絵の「神々の山嶺」は、絶対に映像化できないと思っていました。
しかし、漫画からも独立した、素晴らしいアニメ作品に仕上がっていた。
静かで、険しく、美しい。
音楽の豊かさにも、嫉妬心さえ覚えました。

松本大洋(漫画家『鉄コン筋クリート』『ピンポン』『東京ヒゴロ』)

獏さんと谷口さんという
大きな二つの頂きに挑んだスタッフの心意気を、ひしひしと感じました。
エベレストと東京を描く色彩がとても美しく、クライマーたちは物悲しく格好良かった。

東野幸治(芸人)

名作「神々の山嶺」がなんとアニメ映画化!
そこには山に取り憑かれた漢たちがしっかりと描かれていました!
映画の終盤からは漢たちの息遣いに耳を傾け無事を祈りましょう!
皆さんも私と同じ選ばれし目撃者になりましょう!

西村瑞樹 (バイきんぐ/芸人)

登攀シーンでは思わず息を呑むような場面もあり、張り詰めた緊張感によってどんどん作品に引き込まれていった。
山に取り憑かれた男を突き動かすものは一体何なのか?全てを背負い込んでひたすら進む姿に心を打たれた。

小島秀夫(ゲームクリエイター)

人は何故、山に登り続けるのか?何故、物創りを続けるのか?
本作はその答えを暗示するだけでなく、映画界における挑戦でもある。雪山登攀の過酷さ、危うさ、美しさの再現は、小説や漫画とは違い、実写映画では難しいからだ。
そんな中、フランス映画界のクリエーター達が“アニメーション”という新たな登攀ルートで、「神々の山嶺」という北壁の登頂に成功した!
これは快挙だ!原作ファンとしても感無量!

石塚真一(漫画家『岳 みんなの山』『BLUE GIANT』)

谷口ジロー、夢枕獏両氏の「神々の山嶺」は、
フランスでこんなにも愛されているのだなあ、と感じる圧倒の映像でした。
何度も歯を食いしばった。
そして、孤高の美しさにグッときた。
ありがとうフランス!!

坂本眞一(漫画家『孤高の人』『イノサン』『#DRCL(連載中)』)

小説によって言語化され、漫画によって可視化された8000メートル峰の凍りつくような死の恐怖を、アニメーションならではの手法で否が応にも「体感」させられてしまう映画。
生命の存在すら許さない神々の領域への挑戦はあまりに絶望的だ。
この世の全てを擲ち、雪煙舞う山頂を目指す挑戦者達の鋭い眼光が僕を睨みつける。
「お前は何の為に生きているのか」と。

しろ(イラストレーター・漫画家/『ヤマノススメ』『カメラはじめてもいいですか?』)

鬼スラ、グランド・ジョラス、エヴェレスト・・・挑む山の魅力を教えてくれたのはこの作品でした。
それが長い年月を経てまさかのアニメ映画化、あの長大で重厚な物語をスマートにまとめあげ 山岳の魅力を凝縮した素晴らしい作品へと変化を遂げていました。
肉のきしむような生々しい、それと同時に詩的にも感じる美しい迫真の映像、是非ご覧ください!

平尾隆之(アニメーション演出・監督『映画大好きポンポさん』)

何故登るのか。何故追うのか。その先に何があるのか。
雄々しくも儚き人の夢と、美しくも残酷な神々の山嶺。
美しく計算しつくされた光と影、色、構図。
いっぺんの無駄無く構築された言葉、演出。
写実とも違うアニメーションの魅力によって描き出された物語に、気付けば心を奪われていました。
見事頂きに登り詰め、この映画を作り上げた全スタッフに敬意を表します。

夏目房之介(フリーライター、マンガ批評家)

夢枕獏、谷口ジローの傑作『神々の山嶺』のアニメーション化である。が、それを意識しないでいいと思う。圧倒的な雪山描写と淡々と刻まれる手や足の演出。私は飽きずに惹きこまれた。高所恐怖にも少しなったぞ。

辰野勇(モンベルグループ代表・登山家)

物語は、マロリー遭難のミステリー究明に端を発し、抑えきれない登山家の冒険心や葛藤が見事に描かれた作品です。更に、アニメの特性を発揮して登攀の細部など、山岳専門家の観賞にも答える臨場感あふれる作品でもあります。

佐渡島庸平(編集者・株式会社コルク代表)

夢枕獏作品、谷口ジロー作品が持っていた男たちの山へと賭ける生き様、ドラマの緊張感が、フランスアニメ映画でも、しっかりと再現されていた。
谷口さんが生きていたら、きっと観て、感動しただろう。

7.8(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町他全国公開