ジュリーと恋と靴工場

9.23(土・祝)、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国公開 靴工場を舞台に“赤い靴=戦う女”を履いた女性たちが人生を切り開く、 心躍るフレンチ・コメディ・ミュージカル! 脚本・監督:ポール・カロリ、コスティア・テスチュ 出演:ポーリーヌ・エチエンヌ『EDEN/エデン』、 オリヴィエ・シャントロー『メルニモンタン 2つの秋と3つの冬』、 フランソワ・モレル『ゼロ時間の謎』 2016年/フランス/フランス語/84分/シネマスコープ/カラー/5.1ch/原題:SUR QUEL PIED DANSER/日本語字幕:原田りえ オリジナル・サウンドトラック:ランブリング・レコーズ 提供:ギャガ、ロングライド  配給:ロングライド
ゴダールもロメールもドゥミも
大好きだけど、こういう可愛くてポップで、
ちょっといなたく愛らしい作品があるから
フランス映画は魅力的!
『ロシュフォールの恋人たち』と
『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』の
センスがミックスされていて、
最高にチャーミング! ―― カジヒデキ(ミュージシャン)
会社や大きな社会と戦う女性たちが
描かれている、現代版フレンチミュージカル。
歌とダンスがポップでごきげん。
主人公のジュリーの
ピュアな表情がかわいすぎます。
女の子はきっとみんなすきな映画!―― 瀬戸あゆみ(モデル/デザイナー)
靴工場が舞台の本作は、
他のキラキラした世界のミュージカルよりも
メロディーが心の奥に入ってきて、
明日への勤労意欲がわいてきます。 ―― 辛酸なめ子(漫画家/コラムニスト)
全くもって不思議な作品!
そのファンタジー世界の愛らしさは、
心をまるでメロメロにさせるのだけど、
「現実の冷徹さ」がメタファーとして
要所要所に絶妙に盛り込まれているのだ。
フランスは美しく芸術的であると同時に、
閉塞感とフラストレーションを
孕んだ国でもある。
…もう一回観たい! ―― シトウレイ(フォトグラファー/ジャーナリスト)
そうかぁ、新しい道は
見たいと思っている人にだけ見えるのですね。
踊っている彼女たちを観ながら
そんなことを思っていました。
ダンスから言葉が溢れているようです。
すごいなぁ。―― 伊藤千枝 (ダンサー/振付家)
これは現代フランス版『オズの魔法使い』だ。
ドロシーは赤い靴を打ち鳴らして
お家に帰ったけれど、
ジュリーはより広くて自由な世界を目指し、
どこまでも歩いてゆく。
その足取りのなんと軽やかなことか!―― トミヤマユキコ(ライター/少女マンガ研究者)
赤いリップやネイルが
女性に強さや自信を与えてくれるように、
劇中に登場する赤い”戦う女”
職人達の丁寧な手作業によって産み出され、
様々な女性の心を掴む
”戦う女”の活躍に注目です。 ―― 松下麻耶(スタイリスト)
彼女が歌い、踊りながら歩いた道は、
誰もが知っている、わたし達が歩いた道。
クローゼットに眠っている赤い靴を
引っ張り出して、
わたしもわたしの道を踊ろう。―― 青柳いづみ(女優)
主人公のジュリーがキュート!
靴は、なりたい姿に近づく、
最初のインスピレーション。
この作品で最初と最後に登場する赤い靴は、
同じ色でも全く違う雰囲気があって
象徴的でした! ―― 成瀬涼子(SHIPSプレス)
<敬称略/順不同>