ペネロペ・クルス／ラウラ役
1974年、スペイン出身。ペドロ・アルモドバル監督作品での活躍で知られ、ゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞®︎で外国語映画賞を受賞した『オール・アバウト・マイ・マザー』（99）に出演、『ボルベール＜帰郷＞』（06）ではカンヌ国際映画祭で主演女優賞を獲得し、アカデミー賞®︎主演女優賞にノミネート。その後、ウディ・アレン監督『それでも恋するバルセロナ』（08）でアカデミー賞®︎助演女優賞に輝き、『NINE』（09）で3度目のアカデミー賞®ノミネート（助演女優賞）を果たした。新作にペドロ・アルモドバル監督『Dolor y gloria』（19）ほか、トッド・ソロンズ監督『Love Child』などが控える。実生活では本作で共演のハビエル・バルデムと2010年に結婚し、2児をもうけている。
ハビエル・バルデム／パコ役
1969年、スペイン出身。英語作品に初主演した『夜になるまえに』（00）でヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞、アカデミー賞®主演男優賞にノミネートされ、一躍世界にその名を轟かせる。コーエン兄弟監督『ノーカントリー』（07）では冷酷な殺し屋を演じ、スペイン人俳優として初となるゴールデン・グローブ賞助演男優賞、アカデミー賞®助演男優賞に輝いた。『007 スカイフォール』（12）や『パイレーツ・オブ・カリビアン／最後の海賊 』（17）でも悪役を怪演、独特の存在感を放つ。その他の出演作に、ヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞した『海を飛ぶ夢』（04）、『BIUTIFUL ビューティフル』（10）など。
リカルド・ダリン／アレハンドロ役
1957年、アルゼンチン出身。TV、映画、舞台と多方面で活躍する、アルゼンチンで最も有名な演技派俳優の一人。アカデミー賞®外国語映画賞を受賞、アルゼンチンで週末興行収入ランキング11週連続1位を獲得するなど社会現象を巻き起こした『瞳の奥の秘密』（09）に主演し、ゴヤ賞や銀のコンドル賞など数々の映画賞にノミネートされた。その他の出演作に、アカデミー賞®外国語映画賞ノミネート『人生スイッチ』（14）、『しあわせな人生の選択』（15）など。