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大嫌いなパパを、愛してる
アカデミー賞®︎(『パスト ライブス/再会』『キャロル』)ノミネート製作陣が贈る 実娘が父ユアン・マクレガーへ送ったラブレターから生まれた感動作

映画『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』

ユアン・マクレガー クララ・マクレガー
NOW SHOWING
2023 年/アメリカ/英語/102 分/シネマスコープ/5.1ch/カラー/原題:Bleeding Love/日本語字幕:岩辺いずみ/PG12/配給:ロングライド © Sobini Films Inc. 2024
ありったけの共感が胸を締め付ける、傷を負った親子の愛と回復の物語。

longride official

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from Soundtrack Leona Lewis - Bleeding Love 試聴・ビデオ
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Story

何年も疎遠だった娘の
ある出来事をきっかけに、
父は彼女を
ニューメキシコ州に向かう
旅に連れ出す。

関係を修復したくても、
どうすれば2人の溝を
埋められるか分からない。
娘は父との美しい過去を
思い出しながらも、
自分を捨てた父を許すことができず
反発を繰り返す。

旅の目的地が近づいてきた時、
2人はお互いが抱える問題と
向き合うことになる。

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Staff

監督・製作総指揮 エマ・ウェステンバーグ
Emma Westenberg

1990年3月、アメリカ・カリフォルニア州バークレー出身。

ロサンゼルスを拠点に活動するオランダ人監督。古典的さとポップな美学の融合が持ち味で、独特な世界を作り出し批評家たちに絶賛される、注目の新鋭。アムステルダムの有名な美術大学ヘリット・リートフェルト・アカデミーと、ニューヨーク・マンハッタンにある難関校で著名人を多く輩出している芸術大学クーパー・ユニオンで学ぶ。

2023年、『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』で長編監督デビュー。同年のサウス・バイ・サウスウエストでプレミア上映され話題となる。テレビシリーズ「ドールフェイス」(19〜22)、「リトル・ヴォイス」(20〜)、「LONG SLOW EXHALE」(22)などを監督。ミュージックビデオも数々手がけ、ジャネール・モネイのビデオ「PYNK」でグラミー賞の最優秀監督賞にノミネートされる。スウォッチ、HP、テキーラ「クエルボ」など世界的な有名ブランドのコマーシャルも監督。

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プロデューサー クリスティーン・ヴェイコン
Christine Vachon

1962年11月21日、アメリカ・ニューヨーク州出身。

1995年にプロデューサーのパメラ・コフラーとともにキラー・フィルムズを設立。有名で重要なインディペンデント映画を含む100本以上の映画を製作、映画祭受賞作も多数。主なプロデュース作品に、ラリー・クラーク監督『KIDS/キッズ』(95)、ジョン・キャメロン・ミッチェル監督『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(01)、ヘレン・ハント監督『いとしい人』(07)、ポール・シュレイダー監督『魂のゆくえ』(17)など。トッド・ヘインズ監督とは『ベルベット・ゴールドマイン』(98)、『エデンより彼方に』(02)、『アイム・ノット・ゼア』(07)、『キャロル』(15)、『メイ・ディセンバー ゆれる真実』(23)など多くのタッグがある。A24と『Zola ゾラ』(21)、『パスト ライブス/再会』(23)、『A DIFFERENT MAN(原題)』(24)等も手掛ける。ユアン・マクレガー主演のNetflixオリジナルシリーズ「HALSTON/ホルストン」(21)では製作総指揮を務め、ユアンとは三度目のタッグとなる。

Review

最高!
父から娘に宛てた、ラブレターのような旅行記

InSession Film

涙と感動の完璧な結末。
2024年、この映画に恋をする準備をして!

CINEFIED

複雑で欠点だらけの人間を、
真摯に描いた贈りもののような作品

In Review Online

最強の父娘共演!

Radio Times

魔法にかけられたように魅了される

COLLIDER

2人のパフォーマンスに
心を掴まれた! 

The Prague Reporter

Comment

敬称略、50音順

思い出が美しいものであればあるほど
現実とのギャップに苦しんでしまう娘と父。

そんなふたりの近づいたり離れたりする心情を
繊細に表現していることに心打たれた。

親子を見守るような
「大いなる自然」も見どころだ。

青野賢一(文筆家、選曲家)

親は子、子は親に対する気持ちへの
理解を深めさせてくれる映画だと思いました。

おしゃれな世界観の中で、
親が子供に向けてくれる無償の愛が
どれだけ偉大なものなのかを
痛感させてくれた映画でした。

感動しました。

池田レイラ(完熟フレッシュ)

ロードムービーを観ていつも思うことは
『旅をしたところで本当の自分は
いつでも心のなかにいるのだから意味がない』
というド正論に対し
『ここではないどこかに行かなければ
心の底に隠れてしまった
いつかの自分は出てきてくれない』
ということだ。

映画は人生の旅だ。

枝優花(映画監督•写真家)

誰もが知るポップソングを車の中で合唱する。

そんなありふれた場面でこんなに泣いたのは
『あの頃ペニー・レインと』以来だった。

苛立つ娘の心のドアを、
精一杯のユーモアで開けようとする父の姿が
自分の親と重なる。

その傷口からはきっと愛が流れている。
綺麗事だけでは進めないけれど、
そう信じたくなった。

奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ)

愛、と聞くと
深く美しいようなものが思い浮かぶ。
が、果たして愛とは
確実にそこに存在し得るのか。
愛は伝わるものなのか。

そんな事を思わされながら観ていたはずなのに
最後には救われるような。
美しい作品でした。

せとゆいか(Saucy Dog Dr/Cho)

実の親子が演じる、
痛ましくもハートウォーミングなストーリー。

世代間で引き継がれてしまう傷や痛みを、
どう修復していけばいいのか?

リアルな想いがこもった
「すれ違い」に注目です。

竹田ダニエル(ライター)

この映画の原作僕でしたっけ?
…と錯覚するほど父親のダメさが
あまりにも自分と重なって変な汗かきました。

父と娘のこのなんとも言えない距離感…
あまりにもリアル

ヒョーゴノスケ(イラストレーター)

誰にも言えない想いって
必ずみんながもっとるもんだとおもう♡

その想い一つ一つが愛にも変わるし
憎しみにも変わるからこそ、
その人を作る"経験"になる!

その経験をおんぶして、
いつだってスタートラインに
立てることを忘れがちな
今の騒がしい日々の中で戻してくれる、
そんな映画でした♡

みなさんぜひ観てみてね、
きっと何かの"きっかけ"をくれるに♡

MANA(ex CHAI)

もう一度、親子になるための
エモーショナルなロードムービー。

父と娘が本音でぶつかり、
傷つけあいながらも相手を求める。

ある意味、これはラヴストーリーとも
言えるかもしれない。

親子で一緒に歌える歌があるっていいな。

村尾泰郎(映画/音楽評論家)