コメント

“ジム・ジャームッシュ×イギー・ポップ&ストゥージズ”その組合せを聞いただけでもワクワクしたが、観終わった今もその胸の高まりがおさまらない!最高!!

永瀬正敏俳優

淫力魔人大暴走!!
愚者がタンクでやってくる!!
ギ!! ギ!! ギ!! ギャオー!!!

甲本ヒロトザ・クロマニヨンズ

2003年、渋公でストゥージズのライブを見た。その時に得た感動よりも、スクリーンに映る2003年ザ・ストゥージズ復活!のシーンに身震いを感じた。そして忘れていたことを思い出したのだ。若い自分の薬指に「IGGY POP FOREVER」と自ら彫ったことを。GIMME DANGER!! 怒りと絶望をおれに喰わせろ。

中村達也ドラマー

すべてがハキダメの鶴みたいに新鮮で、心が躍って飛び立とうとする。彼らは彼らのままで登場して、彼らのままで去っていく。生ける伝説だけが汗まみれの芳香を静かに放っている。

奈良美智美術家

正直な話、泣いてしまうとは思わなかった。
OKAMOTO'Sは「T.V. Eye」と「1969」をレパートリーにしていました。
自分達も、あのラストシーンに登場するキッズの1人です。素晴らしい映画!

オカモトショウOKAMOTO'S

まるでケモノ! 1998年のフジロックで、いきなりステージに現れたイギーのオーラに驚愕した。そして今年7月、ギターウルフはサンフランシスコ郊外で行われたロックフェスでイギーと共演という幸運を得た。陽が落ちた頃、客の興奮と共に70歳のイギーが登場した。
あれから20年が経つ、しかしやはりすごかった。ムキムキの身体に客席ダイブ!なんだこのじじい!とにかくイギーは桁が違う。

セイジギターウルフ

あのジム・ジャームッシュ監督が放つイギー・ポップ&ザ・ストゥージズの映画"ギミー・デンジャー"。これこそもう一つのロック史だ。

鋤田正義写真家

イギーの長く不遇な日々を思うだけで、大概の辛さは耐えることができた。
彼の存在は「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」として私を勇気づけてくれ、イギー印のドッグ・フードが怒りとパワーを育て上げてくれたんだ。

春日武彦精神科医

なんと面白くて悲しくて美しい男たちの物語――。超人的すぎで、ユニークすぎて、誰も実体がつかめなかったロック神話=ストゥージズの人間臭い本質を、ジャームッシュの愛が見事に暴いた!

井上貴子rockin'on

"音楽が人生である"という"ストゥージズ(愚か者)"なら、観るべき映画だ。
イギー・ポップやジム・ジャームッシュを知らなくても、愚か者たちの人生に圧倒される。
そして、真の"ストゥージズ"ファンであるなら、"英雄たちの人生"の反芻に涙するだろう。

小島秀夫ゲームクリエイター

皆川猿時も港カヲルも「ほんとバカだなぁ」とか「頭おかしいんじゃないのぉ」って感じを目指しているんです。たぶん、イギー・ポップ先輩の影響だと思うんです。がんばります♡


皆川猿時・港カヲル俳優・グループ魂

21歳のある日、床が揺れるほどの爆音で“Shake Appeal” が突然スピーカーから流れ始めた。すぐに「これで人生が変わる」と直感した。まさしくそのとおりになった。
イギーがストゥージズを語り、それをジャームッシュが撮る。これでまた誰かの人生が変わる。

志磨遼平ドレスコーズ

俺はローリングストーンズやブルースやイギー・ポップから学んだロックをやっている。シーナ&ロケッツでもアルバム「真空パック」でイギーの作品をカバーした。チャックベリーやエルヴィスから始まるロックの歴史の中で彼ほど刺激的なロッカーはいない。パンクロックの産みの親だ。1960年代末にデトロイトのストリートで、恐るべきガキどもがストゥージズとしてデビューすると、デヴィッド・ボウイやニューヨークドールズ、ラモーンズに大きなインスピレーションを与え、そこからセックスピストルズ、クラッシュ、ダムドなどの一大パンクロックのブームがおこった。今日も世界中でガキどものパンクロックバンドが生まれている。

イギーは音楽家を搾取するミュージックビジネスにはしっぽを振らず、ショウビジネスを戦い生き抜いてきた。そして凄いのは今もあのロックをやっていることだ。今からでも間に合うぜ。映画が日本にきてよかった。

ロックが最高にわかってるジム・ジャームッシュ監督の「ギミー・デンジャー」にはクールで気高いロックをやっているイギーがありのままに描かれている。ロックは自由だというルールを作った男の生き方とロックのやり方がリアルに熱く伝わってくる。シカゴでのブルース修業時代やロックシーンのアーティストの交流、2003年のストゥージズの再結成とその砦だったギターの相棒ロン・アッシュトンの死、そしてその後釜を引き継いだ伝説のギターヒーロー、ジェイムズ・ウイリアムソンのライブ映像など貴重なシーンも多く、ロックファンには嬉しい作品だ。

俺的には、これと、ジュリアンテンプル監督のドクター・フィールグッドの伝記「オイルシティ・コンフィデンシャル」が胸がスカッとするロックムービーのベスト2だ。

鮎川誠シーナ&ロケッツ

Jimのまなざしがその存在を克明に描く。歴史へ楔を打ち、血脈を残す。
Rockが未だ革新を促す音楽だと信じているし、俺たちがそれを証明している。
Iggy & The Stoogesの血を受け継いで。

AtsuoBoris

ストゥージズに美談なんか一つもありゃしない。地元デトロイトの工場が発する騒音にインスパイアされたサウンドだ、ソイツを聴き続けたワタシは騒音難聴だ。ズタボロの物語をウイット満載で回想するイギー、最高!

百々和宏MO’SOME TONEBENDER

The Stoogesの映画『GIMME DANGER』をついに観た。
この映画の主人公の中で、現在この世の中にいるのは一人だけだ。まあ、期間を延ばすと二人になるけど。
だから、いま生きている人の自慢話のオンパレードになるかと危惧していた。なんたって、”死人に口無し”だから。
ところがどっこい、内容は懐古趣味に陥らず、ましてや自慢話にもなっていなかった。
監督の覚めた目線が、バンドを中心に映像を繋いでいく。
少し冷たいようだけど、人々が求めるゴシップだらけのThe Stoogesとは全く異なる。
なんで、このメンバーで、この音楽なのか、そのがこの映画の面白いところだ。

TAYLOWthe原爆オナニーズ

Cool, or not Cool.....
たった今も彼らに輝く命を与え続けているのはこんなにも純粋な基準だったのだね。
純粋?違うかも。それはもっと得体の知れないプリミティブな衝動かもしれない。
映画の中でロックとは無縁の音楽世界の中に苦悩し溺れて、次々に体のパーツを失いながらも、どの生き物にも似ていない一匹の怪獣はずっと目をぎらつかせていた。

noah101A

バンドを始めた瞬間。初めて爆音を出して自由に音を出した瞬間を鮮明に思い起こさせてくれた。 Jim Jarmuschの遊び心がIggy、そしてThe Stoogesの狂気と信念の遊び心に迫った記録。
ラストシーンのシンプルな言葉の存在感。
間違いない。The Stoogesは永遠だ。

井上司fox capture plan

Give me Danger:
正しくティーネイジャーの頃求めていたね、危険な事を沢山。それを思い出させてくれたハイテンションドキュメンタリー。
イギーが言う「〜はクールだ」の連発にシビれるね!

Lyoki NapatorLINK13

好戦的 誇り高く繊細に脳を踊らせる。

手塚健人LINK13

ロックが持つすべてのジャンルを網羅しているようで、どこにもない、自分にしか出せない音を叩きつけていたthe stooges。全てに、観客にもNOを突き付けているような破壊的なライヴ。そんなライヴ映像が押し寄せてくる『GIMME DANGER』は、ライヴ映像とイギー・ポップをはじめメンバーと少数の関係者へのインタビューを中心に構成。かつての映像やアニメーションも交えているが、バンドの歴史を核の部分だけで見せていく。だから硬派な映画とも言える。だけどそこには愛情がある。グイグイと惹きつけられながら、ジム・ジャームッシュはthe stoogesに憧れてたんだなって思ったり。ジャームッシュだけじゃない。みんなthe stoogesに憧れたのだ。そうしてみんなロックを、自分になることを始めたのだ。大切なのは「自分になること」。きっとジャームッシュもそう思ったはず。
「この映画はthe stoogesへのラヴレター」とはジャームッシュ。そして映画の最後のイギー・ポップの言葉は、ジャームッシュへの、私たちへのメッセージなんだろうね。

遠藤妙子ライター

巨根の男娼。
犬の首輪がよく似合う、可愛いジャンキー。
憎たらしいくらいに性的。
そう、私は少女の頃から、このロックスターに夢中だったの。
わかるでしょ?
ステージで、身体をくねらせ歌う姿の禍々しさ。
馬小屋生まれの聖人よりも、トレーラーハウス生まれの淫力魔人を信仰してしまうパンク因果。
今作を観たら、老若男女だれもが胸を、股間を熱くするはず。
愛してるわ、イギー!

イライザ・ロイヤル歌手、調教師

バンドっていいな…と今さらながらに思った。
ジャームッシュのイギー愛ハンパないし。
イギーの最後の一言が最高にかっこよかった。
生きてるうちに…とさらに思った。
Cooooool !!

宙也アレルギー, De-LAX, LOOPUS

イギー・ポップのファンであれば、この映画で語られるイギーとストゥージーズのプロフィールは、断片的ながらも、大方入手している情報である。
しかし、この映画の凄いところは、我々イギーのファンが、血眼になって漁り続けた彼の断片的なストーリーが『そう、そう、ある、ある。』『やっぱり』と思わせながらも、決して陳腐な伝記映画には、成り下がっていないところだ。
そう、まるでなくしてしまったジグゾーパズルのピースを埋めてくれるような映画なのだ。
ジム・ジャームッシュ監督の、イギーに対する愛情と情熱も、しっかりと此方の感性を揺さぶってくれる。
この映画を観たならば、もう己の置かれた環境にブー垂れるのが、いかに愚かなことなのか解るハズ!
さぁ、パーティーを続けよう!

YASU奇形児

間違いなく彼ら異端児(Stooges)こそがパンク、そしてオルタナティヴの原点!デトロイト、NY、LA、ロンドン~現在まで、ジム・ジャームッシュ監督の愛に溢れた演出が冴えるクールなロックンロール・トリップ!淫力魔人にメタリックKO☆

春日弘MOSQUITO SPIRAL

黄昏までの期限残酷にカウントダウン。恐怖に震え日々疲弊追い込まれし2017年も熱波只中後半へか。恰も狙いすましたように現在余裕の逃隠場無し私にビッグブラザーより救いの愛アンフィスト頂き滾血狂乱にて候、侍ふことこの上なし。
数十年の時を蹴破り、我若き日々に絶大多大なるモノを頂戴お授けくれた両巨頭あのジム・ジャームッシュがかのザ・ストゥージズをムービーになんてよ。・・茫然驚愕。神ってるぜ。逃すな。まずあんたのドアを開けて駆け抜けろ、何あれ辿り着け。さすればノリの絶頂境地リフ&ビートでギガデカくなった原始人達が目の前でのたうち捲る。
奴等突き付ける爪牙にその身さらけ捧げ血まみれになれ。赤温い血未だ流れるか。己の感性剥き出しにヤラれにイケ。そんで感動イカレたまんま今日を彷徨いな。残酷なる現時まで生きて生き抜いたからこそ味わえる至高の盃を宇宙高く掲げよう。ディス・イズ・ザ・ロックンロールムービー!

大岩SLIP HEAD BUTT

オレも叫びたい、と思って自分のバンドでカバーし始めたのが「TV EYE」でした。
ワンコードで切り裂くギターリフ、そこに合わせてうねるベース、ドラムはひたすら頭打ちのビート。 この上にイギーの声。やられる。まさに「Metallic K.O.」(このアルバムには収録されていませんが)。
この映画を観ててTHE STOOGESが浮き沈みながら流れていく様が非常に興味深かったです。

ヤマジカズヒデdip

鳥肌たった。
愛がある作品は響く。
シャッフルで音楽再生してる時、イギーは常に引っかかる。
頭のチューニングが合うみたいに。
その秘密を知りたくて。
奇跡だよねバンドって。
狂気と色気。
たまらん。
他の人には見て欲しくない。

長谷周次郎BAREBONES, THE WONDERFUL WORLD

グレイテストなバンド、ストゥージズ。イギーの凄さはもちろんだけどやっぱりバンドが一番、そうストゥージズ。
それをよく知っている最高の監督が撮ったグレイトな映画でした。ストゥージズのことを描いていながら、アメリカの音楽文化の多様な側面を知ることができる映画でした!

藤掛正隆EDGE, BIRGIT, 渋さ知らズ

過激に感じる表現の奥に、きちんとブレない骨太さ。トレイラー暮らしと両親への愛を語るイギー・ポップが最高だった。
「ストゥージズを続けるのはそんなに甘くないんだぜ」それはそうに違いない。

ほしよりこ漫画家

俺の中で世界一のロックバンド、ザ・ストゥージズのドキュメントを世界一の監督ジム・ジャームッシュが撮ったぜ!これは世界一のロック・ドキュメント・ムービーだ!わかる?GIMMIE DANGER!ロックンロール!

JOE ALCOHOLTHE WONDERFUL WORLD ex/THE HONG KONG KNIFE

イギーの息吹がものの見事に描かれているだけじゃなく、バンドの実態や葛藤までもストレートに表している屈指のドキュメンタリー映画。
なんの偽りのもないロックンロールがどれほど心に突き刺さるのか、それを具現化したイギーとストゥージズのアイデンティティーの本質に迫る作品だ。

ヒゴヒロシ渋さ知らズ, パチクリエレガンス ex. MIRRORS, FRICTION, THE STALIN

The Stoogesのレコードを聴くと、イギーポップにアタマを掴んで揺さぶられながら「お前はどうなんだあああ!」と問いかけられるような感覚になります。この”Gimmie Danger”を観た後にも同じ。イギーのように純粋に、剥き出しで、他者を圧倒するような存在でいることが出来るか?僕は?あなたは?

イギーポップはイグアナスの頃から一貫してるんだ。Iggy!! Gimme More Danger!!

ToyozoThe Fadeaways

2004年3月、渋谷AXで行われた来日ライブ。この目で本当にストゥージズを観るのかという半ば疑いの気持ちで会場に入ったが、ステージ上のアシュトン兄弟と、初っ端から半裸で客席にダイブしてきたイギーを観た瞬間から、これは紛れもなくイギー&ザ・ストゥージズなんだと確信した。

有名人を使って注目を集めようとせず、本当に近しい人間だけでコメントを集めたところに好感が持てた。

HDKSQUIRREL FOX, CRADLE TO GRAVE, SPY MASTER

狂暴のROCK!その根源とさえ言えるIGGYとそのバンドTHE STOOGESのヒストリーを追ったドキュメンタリーをROCKに憑かれた監督が撮る! 想像しただけで身体中の血が滾った!
この作品には過去に乱れた映像で観たあれこれのライブが鮮明に収められ、胸の鼓動を高めるストーリーが攻撃なビートと退廃のメロディーと共にIGGYが投げるピーナッツバターの様にスクリーンから降り注ぐ!
身体中、体内、脳内に迄染み込んでくる!
ROCKの魔力に更に取り込まれ、また忘れていたなら思い出さずにはいられない傑作!

TOSHIO IIJIMARECORD SHOP BASE, MANGROVE LABEL

荒々しいドラッグの波間を上半身裸パフォーマンスで乗り越えたIGGY POP。
歌詞をシンプルに字数を考えて書いていたというインタビューが印象的。
再結成した時の他のメンバーとIGGYのギャップはかなりのもの。やっぱり彼はカリスマね。
バンドはすでにメンバー3人とも他界。メンバーの若かりし頃の表情はかなり今どき感あります。
IGGYだけがあまり変わらない。ひとりタフに生き残って御年70歳。
なにがいいって彼のバリトン声はクールでゾクッとくる素晴らしさ。
ジム・ジャームッシュの映像と編集で今は亡きSTOOGESの存在が見事に浮かび上がっています。

JILLPERSONZ

ロック=「NO FUN」。
パンク・バンドによるカヴァーでストゥージズの存在を知った自分のようなものにとっては、ロックとはそもそもそういうものだろう、と当たり前に思うわけですが、その“当たり前”のパイオニアこそがストゥージズ。
余計な(客寄せになりそうな)装飾を削ぎ落とし、ストレートに、そして時にユーモラスに、ストゥージズの「REAL COOL TIME」(=地獄?)を丁寧に描いた、バンドに対する敬意と愛に溢れた“ロックンロールラヴレター”。

秋田和徳グラフィック・デザイナー

生き残っている数少ない現役のレジェンド、衰え知らずの淫力魔人・イギーポップ。
イギーがイギーたる思考、背景、魅力が随所に出てきて引き込まれる。
しかし、あくまでもIggy andではなく、バンド・The Stoogesのドキュメントに仕上がっている愛のある映画。

後藤達也BAREBONES

The Stoogesの音には
超音波か魔術みたいなものが混ざってて
聴いてるだけでドキドキしてくる
Iggyは最低で最強で
誰にでも噛みつく犬みたいなのに
ものすごく人間らしい
0と100が共存してる
日々で魂が摩耗してても、スクリーンでThe Stoogesを目の前にしたらおもう
やっぱそうだよね!!!

足りないからって不幸とは限らない
嬉しくて指先までバーっと血が通いました

ミィTHE LET'S GO's, Ni-hao!!!!

PUNKSにとって、イギー・ポップが神だということがわかる。
PUNKSとしてミュージシャンとして、歳を重ねることが素晴らしいことだってわかった。
イギーを好きになってよかった。心からそう思う。
この世に生まれてくれて、同じ時代に生きてくれてありがとうイギー!あんた最高だ!

ISHIYADEATH SIDE, FORWARD

怒りが音楽の原動力になるという人がいるけれど、
工場内に響く機械音を耳にした瞬間が原点だとイギーが明かすよう、
トリガーなどどこに落ちているかわからないし、
歌うことに理由などいらない。
自らの感覚に従い続ければ、
時に窮地や破綻を経験することもあろうが、
それさえもまた一興だ。
数奇な人生の美しさが心に沁みるのは、
彼の生きざまを愛してやまないジムがメガホンを取ったからに他ならない。

松本玲子swaraga, ライター

イギー・ポップは昔も今も変わらずにカッコいい。この映画を観て改めて痛感した。常に自分自身の「リアル」を追求し続ける彼の姿に素直に感激した。

大貫憲章KENSHO ONUKI

ロックの歴史の中に残り続けるバンドやアーティストというのは、やはりみんな気が狂っていることはわかったが、同時にやはりバカにはできないし辿り着かない頂きの上でやってるんだなということが、この映画でよーくわかった。
そして当時は27歳伝説のカリスマ同様にイギーがいつ死んでもおかしくないと思っていたけど、彼が凛として生き残っている理由もよーーくわかった。

鹿野淳MUSICA

(順不同・敬称略)
2017年9月2日(土)新宿シネマカリテほか全国順次公開